台風のあとの秋晴れのあたたかさと朝晩の冷え込み、、
急に秋も深まってまいりました。
清々しい快晴の夜空にコモリツキ(小望月)が煌々と輝いています。
一昨年もこの頃、木枯らし一号が吹き荒れました。
秋もいよいよ終盤です。
『宇治山田市史』の年中行事の宮中神事によりますと、
旧暦九月十三日は、「濱出神事」とあります。
外宮において御藍濱に出で、御贄を採る行事で、
神嘗祭の前齋のためにするので、禰宜以下河崎町から乗船して、
高城濱に上陸し、修祓して其の祓串を水際に立て、
禰宜以下装束を脱いで潮に浴したる後ち盃酌あり。
又乗船して帰るのである。
其の日若し雨天なれば下役を遣わして潮を汲み来らしめて
身を清めたものである。
旧暦九月十六七日の神嘗祭!
ホツマツタヱ三十六アヤでは、
九月十六日にヤマトヒメがお建てになった「イセノミヤ」に
アマテルカミのミタマのわたましが執り行われたとあります。
神宮の正月です。
神嘗祭は、ヤマトヒメさまの時代から以降なので、
それ以前の旧暦九月小望月(十三四日頃)は、どんなマツリだったのでしょうか?(#^.^#)

モチまえまつる
ホガラツキ まめやかうたゑ
カミオトリ かたちあかるき
カモトカミ (トシウチニナスコトノアヤ)
コモチツキには
まめおそふ モチよりさむる
ヲカマツリ まとかのなかの
ミハシラは カのカミカタチ (ナメコトノアヤ)
コモチツキには、ウメ(冷最大・冬の至り)の季節がそこまで近づき、
【マ】まさに生じてくる
【メ】ウメ(全冷)のもたらし、、の意味を込めて、豆をお供えします。
健康上の注意を促す配慮のようです。
満月より、いよいよ寒さが増してきます!
ヲ(温)の残り一本のカ(輝き)を祭り、
祖先を偲び、まめやかさをうたい、古い時代の踊りに興じます。
満月少し前の「ホガラツキ」。
なんだかほんわかにことゑみすなネーミングですね♪