日本と同じに考えちゃいけない

月曜日は英会話の日。
いつも遅れずに来る人が今日は来ないなぁ・・と思っていたら、
ショップロットの外の段差で転んでしまったらしく、
そばにいた靴直し（歩道に座って靴直しのお店を広げています）のおじさんが連れてきてくれたらしい。

全員中国人なものだから、中国語で慌てているので何事？という顔をしたら
フォールダウン！倒れた！って言うものだから後に続いて行ってみました。
彼女は椅子に座らせられていましたが、
履いていたスパッツの中からかなりの血が足元に流れていました。
細身のスパッツだったので脱げなくて、ハサミで切り裂いたら中に血がたくさん溜まっていてなおさらびっくり。
でもクラスでも一番品のいい彼女は、ちょっと涙を浮かべていましたが
酷い痛がり方はしていませんでした。
だから骨折などしていないといいのですが、こちらは破傷風もあるし、
すぐに大きなメディカルセンターに行き、教室は今日はお休みになったのでした。

で、何を日本と同じに考えちゃいけないんだなって思ったかというと、
怪我で血だらけで、つま先まで血が流れた跡だらけだったし、
私はまず「傷口を洗わなきゃ！」と思ったのです。
すぐそばに水道（キッチン）があるのに、なんでみんな洗ったり拭いたりしてあげないんだろうって。
だけどダメですよね、水道水なんかで洗っては。
洗っちゃいけないんですよ、きっと。水道水が日本の水道水とは違うんです。
今回のことがなかったら、私がもし自分自身で怪我をした時には、
絶対に水道水できれいに洗ってしまっていたと思います。

破傷風や肝炎の予防接種はしてきましたが、
そういう怖い病気でなくても、こちらに来てからちょっとしたキズや爪のところのサカムケなんかも
すぐに膿んでしまいます。
気候や湿度もあるでしょうし、ばい菌もきっと多いのかも。
それで去年、日本から「ドルマイシン軟膏」という化膿予防と治療の薬を買って持ってきました。
火傷をした時にもこれがあって本当に助かりました。
ニキビもすぐに大きくオデキのように腫れるのでこれがあって助かりました。
我が家ではドルマイシンは必需品です。
あと、ステロイドと風邪薬とのどぬーると点鼻薬と目薬と頭痛薬とビオフェルミンとかゆみ止めとケナログも必需品。