(写真)ウリカの花
夏休みが終わったことを忘れてしまったのだろうか?
5月末に開花し、7月から2ヶ月ぐらいの夏休みに入ったはずだが・・・・
4ヶ月の夏休みをとってしまった。
だいぶ長期の夏休みだったが、ブルーの色がいっそう濃さをまし対で咲いていた。
ブルー系は、カメラ写りが悪く見た感じに取りにくいので、
淡いブルーの花アズレアと比較してもらおう。
9月頃がウリカ、アズレア、コバルトブルーセージ、ラベンダーセージ、パープルマジェスティセージ
などのブルーの競演のはずだが、1ヶ月以上も遅れている。
(写真)アズレアの淡いブルー
サルビア・ウリカ(Salvia urica)
・シソ科アキギリ属の耐寒性がない多年草。
・学名は、Salvia urica Epling。英名はブルーブッシュセージ(Blue Bush Sage)。
・原産地は、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスの暖かく湿った山腹で自生。
・草丈は50cmぐらいで株張りが50cmと旺盛。
・耐寒性が弱いので強い霜に当てないようにする。
・日あたり、水はけの良い肥沃な土で、あまり乾燥させないように育てる。
・夏場は風通しの良い半日陰でそだてる。
・開花期は初夏と秋で、5月末~6月、9月~10月で夏場は休む。今年は10月末に復帰。
・10~20cmぐらい育ったところで、摘心(1~2回)を行い枝を増やす。
・株が古くなると弱くなるので、3年目ごとにさし芽で増やす。
サルビアウリカの歴史(掲載080530)
メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスの暖かく湿った山腹で自生し、
美しいディープ・ブルー・バイオレットの花を咲かせていたが、
この美しさに気づき歴史(欧米の)に登場してきたのはつい最近で、
新種として命名・登録したのが Epling, Carl Clawson (1894-1968) だった。
Eplingは、この時代のアメリカでの著名な植物学者で、
サルビア属があるシソ科の権威でもある。
彼は、100以上の科学的な業績を残しているが、その中で著名なのは、
覚醒効果があるサルビア・ディビィノラム(Salvia Divinorum)の研究である。
メキシコの原住民が神との交信でタバコを使っていたが、
サルビア・ディビィノラムの葉もシャーマンによって使われていたという。
彼は、この時代のアメリカ大陸でのサルビア属の権威でもあったが、
美しい青紫の花を咲かせるサルビア・ムエレリの命名者でもあった。
彼にこのようなチャンスが残されていたのは、
薬草などの有用植物は、秘匿されていたにしてもコロンブス以降積極的に調査・採集されたが
中南米での有用でない美しいだけの花に関心が向いたのが20世紀だった。
ということを意味しているのだろう。
日本にいつ入ってきたか定かではないが、現時点でもポピュラーではないようだ。
審美眼は人によって異なるが、育てるのがさほど難しくはなく
深いブルーの美しい花は、
休むことの大切さを気づかせ、こころのケアーに有用なのだが・・・
夏休みが終わったことを忘れてしまったのだろうか?
5月末に開花し、7月から2ヶ月ぐらいの夏休みに入ったはずだが・・・・
4ヶ月の夏休みをとってしまった。
だいぶ長期の夏休みだったが、ブルーの色がいっそう濃さをまし対で咲いていた。
ブルー系は、カメラ写りが悪く見た感じに取りにくいので、
淡いブルーの花アズレアと比較してもらおう。
9月頃がウリカ、アズレア、コバルトブルーセージ、ラベンダーセージ、パープルマジェスティセージ
などのブルーの競演のはずだが、1ヶ月以上も遅れている。
(写真)アズレアの淡いブルー
サルビア・ウリカ(Salvia urica)
・シソ科アキギリ属の耐寒性がない多年草。
・学名は、Salvia urica Epling。英名はブルーブッシュセージ(Blue Bush Sage)。
・原産地は、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスの暖かく湿った山腹で自生。
・草丈は50cmぐらいで株張りが50cmと旺盛。
・耐寒性が弱いので強い霜に当てないようにする。
・日あたり、水はけの良い肥沃な土で、あまり乾燥させないように育てる。
・夏場は風通しの良い半日陰でそだてる。
・開花期は初夏と秋で、5月末~6月、9月~10月で夏場は休む。今年は10月末に復帰。
・10~20cmぐらい育ったところで、摘心(1~2回)を行い枝を増やす。
・株が古くなると弱くなるので、3年目ごとにさし芽で増やす。
サルビアウリカの歴史(掲載080530)
メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスの暖かく湿った山腹で自生し、
美しいディープ・ブルー・バイオレットの花を咲かせていたが、
この美しさに気づき歴史(欧米の)に登場してきたのはつい最近で、
新種として命名・登録したのが Epling, Carl Clawson (1894-1968) だった。
Eplingは、この時代のアメリカでの著名な植物学者で、
サルビア属があるシソ科の権威でもある。
彼は、100以上の科学的な業績を残しているが、その中で著名なのは、
覚醒効果があるサルビア・ディビィノラム(Salvia Divinorum)の研究である。
メキシコの原住民が神との交信でタバコを使っていたが、
サルビア・ディビィノラムの葉もシャーマンによって使われていたという。
彼は、この時代のアメリカ大陸でのサルビア属の権威でもあったが、
美しい青紫の花を咲かせるサルビア・ムエレリの命名者でもあった。
彼にこのようなチャンスが残されていたのは、
薬草などの有用植物は、秘匿されていたにしてもコロンブス以降積極的に調査・採集されたが
中南米での有用でない美しいだけの花に関心が向いたのが20世紀だった。
ということを意味しているのだろう。
日本にいつ入ってきたか定かではないが、現時点でもポピュラーではないようだ。
審美眼は人によって異なるが、育てるのがさほど難しくはなく
深いブルーの美しい花は、
休むことの大切さを気づかせ、こころのケアーに有用なのだが・・・
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