(写真)ニオイナデシコの花
二年もたつのにこの花の名前がよくわからない。
園芸店での名前は「ニオイナデシコ」だったが、花の形などから見ると「エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)」或いはこれから分かれた「カワラナデシコ(河原撫子)」に近い。
しかし決定的な違いが“香り”であり、この花には「ニオイナデシコ」というだけあり強い芳香がある。
しかし、「ニオイナデシコ」というナデシコはなく、「ニオイナデシコ」とは“カーネーションの原種”のことを言っているようだ。そうであるならば「母の日」にちょうど良いプレゼントかもしれない。
カーネーションも同じナデシコ属であり、原種には強い芳香性がある。
17世紀中頃の江戸時代にオランダから伝わり、オランダ石竹(セキチク)と呼ばれたが、芳香があるので“ジャコウセキチク”“ニオイナデシコ”とも呼ばれた。
いまでは、英名で「クローブピンク(clove pink)」と呼ばれており、名前のごとく、クローブのような甘い香りがするのでつけられた。
クローブピンクは、最も古い園芸植物の一つで様々な雑種タイプがあるが、いまや八重咲きのカーネーションしか思い浮かばない。
しかし、原種は一重咲きだということがわかり、“香り” “一重咲き”がマッチする。
そうすると、「クローブピンク(clove pink)」の様々な雑種の一つと考えても良さそうだ。交雑されて園芸品種が豊富な植物の名前をつきとめるのはなかなか難しい。
(写真)ニオイナデシコの立ち姿
ニオイナデシコ=クローブピンクの場合
・ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性がある多年草。
・学名は、Dianthus caryophyllus。英名はクローブピンク(clove pink)、和名オランダ石竹、ジャコウセキチク、ニオイナデシコ
・属名のディアンサス(Dianthus)は、ギリシャ神話の神ディオス(dios)と花(anthus)の複合語で神の花という意味を持つ。
・カーネーションの原種で原産地はヨーロッパ南部、フランス。
・草丈30~40cm、葉は丈夫で枝分かれし、数個のピンクの花をつける。
・原種系は一重咲きだが、グローブピンクにはいくつかの園芸品種があるので花の色・形は異なる。
・花が咲いた後半分に切り戻す。
・夏場は半日陰で風通しの良いところで育てる。
・冬場は、ある程度の耐寒性があるが根元を腐葉土などでマルチングする。
(写真)ニオイナデシコの横顔
エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)の特徴
・ナデシコ科ナデシコ属の多年草。
・学名は Dianthus superbus var.superbus。英名は Fringed pink。
・原産地は、日本の本州中部以北から北海道、北アジア、ヨーロッパ
・草丈は、30~50cmで、茎は、折れるように伸びていく。
・葉は、基部が茎を包むように1箇所で広がり、ほそ長い葉が対生に生える。
・開花期は、春から夏場までで淡いピンクの花が咲く。花弁は5枚で、先端が細く裂ける。
二年もたつのにこの花の名前がよくわからない。
園芸店での名前は「ニオイナデシコ」だったが、花の形などから見ると「エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)」或いはこれから分かれた「カワラナデシコ(河原撫子)」に近い。
しかし決定的な違いが“香り”であり、この花には「ニオイナデシコ」というだけあり強い芳香がある。
しかし、「ニオイナデシコ」というナデシコはなく、「ニオイナデシコ」とは“カーネーションの原種”のことを言っているようだ。そうであるならば「母の日」にちょうど良いプレゼントかもしれない。
カーネーションも同じナデシコ属であり、原種には強い芳香性がある。
17世紀中頃の江戸時代にオランダから伝わり、オランダ石竹(セキチク)と呼ばれたが、芳香があるので“ジャコウセキチク”“ニオイナデシコ”とも呼ばれた。
いまでは、英名で「クローブピンク(clove pink)」と呼ばれており、名前のごとく、クローブのような甘い香りがするのでつけられた。
クローブピンクは、最も古い園芸植物の一つで様々な雑種タイプがあるが、いまや八重咲きのカーネーションしか思い浮かばない。
しかし、原種は一重咲きだということがわかり、“香り” “一重咲き”がマッチする。
そうすると、「クローブピンク(clove pink)」の様々な雑種の一つと考えても良さそうだ。交雑されて園芸品種が豊富な植物の名前をつきとめるのはなかなか難しい。
(写真)ニオイナデシコの立ち姿
ニオイナデシコ=クローブピンクの場合
・ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性がある多年草。
・学名は、Dianthus caryophyllus。英名はクローブピンク(clove pink)、和名オランダ石竹、ジャコウセキチク、ニオイナデシコ
・属名のディアンサス(Dianthus)は、ギリシャ神話の神ディオス(dios)と花(anthus)の複合語で神の花という意味を持つ。
・カーネーションの原種で原産地はヨーロッパ南部、フランス。
・草丈30~40cm、葉は丈夫で枝分かれし、数個のピンクの花をつける。
・原種系は一重咲きだが、グローブピンクにはいくつかの園芸品種があるので花の色・形は異なる。
・花が咲いた後半分に切り戻す。
・夏場は半日陰で風通しの良いところで育てる。
・冬場は、ある程度の耐寒性があるが根元を腐葉土などでマルチングする。
(写真)ニオイナデシコの横顔
エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)の特徴
・ナデシコ科ナデシコ属の多年草。
・学名は Dianthus superbus var.superbus。英名は Fringed pink。
・原産地は、日本の本州中部以北から北海道、北アジア、ヨーロッパ
・草丈は、30~50cmで、茎は、折れるように伸びていく。
・葉は、基部が茎を包むように1箇所で広がり、ほそ長い葉が対生に生える。
・開花期は、春から夏場までで淡いピンクの花が咲く。花弁は5枚で、先端が細く裂ける。
派手目なナデシコは良く見かけますが、
ハーブの一つに数えられる様なこんな可憐な
ナデシコ,我が家にもお引っ越ししてこないかしら?
まあご覧になってお分かりになるかと思いますが。
一杯コメントありがとうございます。感謝です。遅れてすみません。
うふふ・初めてのこと。宅急便が着ました。息子から・・・開けるとリーガス・ベゴニヤの大鉢が。カワラナデシコのような淡いピンクの花色でした。
母の日っていいな~~て。○歳で初めて思いました。(母親の死期が近いこと感じたのかしら)
それにしても、不味いですね。息子さんからのギフトは。きっと大きなおねだりがあるから気をしっかり持たないといけないかも?
そんな長生きして欲しいというギフトですよ。