シコンノボタンは、野に咲く紫紺色の牡丹と書くが
ノーブルで大きめの紫の花。
短い毛のある柔らかそうな楕円形の葉。
が魅力的だ。
花は一日で咲き終わり、
朝起きてみる、紫の花弁が散らばっている様は
情緒に満ちている。
おしべとおしべの先がくもの足に似ているので、
スパイダーフラワーとの別名があるが
違和感なく気品を保っている。
常緑ということだが、部分的にオレンジ色に紅葉し始めたので、
昨日から、室内に取りこんだ。
紫の花、オレンジ色のビロードの葉、緑色の葉の
コンビネーションが楽しめている。
「シコンノボタン(紫紺野牡丹、Tibouchina urvilleana)」
・ノボタン科ティボウキナ属の常緑低木だが、冬場は葉が紅葉する。
・学名は、Tibouchina urvilleana 。英名は、Brazilian glory bush。別名スパイダーフラワー。
・原産地は、ブラジルなどの中南米。
・丈は1~3メートル。風に弱いので支柱で補強。鉢植えの場合は、剪定しつめる。
剪定時期は4~5月頃。
・開花期は8月~10月。一日花だが毎日次から次へと花を咲かせる。
・乾燥を嫌うので、乾いたらたっぷりと水をあげる。但し、冬場は乾燥気味に育てる。
・終わった花は摘み取る。花が終わった11月頃に、思いっきり刈り込み室内に取り込む。
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