新シリーズとして「行った模型店、などなど」を始めます。
今までに行ったことがある模型店やレイアウトのある喫茶店などいろいろです。
昔の話ですので、あー、そこそこ、行ったことがある! と思ってみていただければ幸いです。
はずは、近所の「伏見模型店」
私が、小学生の時から行っていた、自転車で数分の所に小さな模型店がありました。
それこそ昔の模型店で、鉄道模型というよりも船でも自動車でもなんでもありでした。 でもね、プラモデルはありません。だって、まだこの世にプラモデルなど無かった時代ですから。 船でも飛行機でもみんな木です。
鉄道模型はOゲージが全盛の時代で、店にはOゲージの流線型の省線電車が飾ってあって、たしかC62の真鍮製の作品も飾ってあった様でした。
今はありません。数十年前に店主が亡くなって、後は色々な店に代わって、今は貴金属買取店かな? この写真は最近撮ったのですが、角から2〜3件目あたりでした。
ここには、それこそ小学生の頃から、店主が亡くなる前ですから私が40代だったかその頃まで行っていたので、店主から「あんたも、長いな(模型歴が)」と言われたことがあります。
よく買ったのはOゲージのパーツです、 子供でOゲージのブリキの車体すら買えるお金がないので、車輪だけとか、台枠だけとかバラバラに買ってなんとかB型の電関を組み上げていました。
その頃買った、Oゲージの車輪です。 HOやNと比べて大きいことがよくわかります。
子供の頃、こういう大きな模型を触っていたので、子供にはやはり大きなものが良いと思ってしまうのですが、Oゲージは大きいのでHOゲージが手頃だと思うんです。 プラレールだってほぼHOサイズだし。
Nは小さすぎて、大人には良いでしょうが子供には無理だと思うんですけれど、話が他にずれたので、次の模型店に。
「ユニバーサル模型店」です。
京都、東山三条に今でもありますが、数十年前に鉄道模型は店員だった人が八条口模型を作ってそちらになり、ユニバーサルは鉄道模型以外になったと思っています。
それまでは、弟と一緒にユニバーサルに行っていました。 すでにHOゲージが出ていたので、HOゲージを買いにですが、もちろん製品は高くて変えないのと、輸出用にアメリカ型が多かった様に思います。
最近のユニバーサル模型のショーウインドウです。 遠くから店を写した写真がなかったので、これだけですが、Nゲージがありますが、埃を被った様なOゲージやHOゲージも飾ってありました。 基本はプラモデル屋になっています。
次は「松本模型」
出町柳にある京都の老舗の模型店です。 昔は京阪電車が三条までだったので、出町柳は遠かったのですが、今は意外と簡単に行けます。
数年前なので、比較的最近です。
ショーウインドウです。 Oゲージの昔の車両が飾ってあります。
これなんぞ、博物館クラスの模型です。
ということは、現在の車両は売っていない? と思えるほど新しい模型は少ない。
ここの松本模型のご主人、初代だったろうか、有名なのですが頑固だった様で、私は中学ごろだったろうか、頭ごなしに言われてあまり良い印象は持っていませんでした。 その後も、京都の老舗という感じそのもので敷居が高い。 あまり好きな模型店ではなかったけれど、パーツを売っている店は他にないのでたまには出かけていました。
そして、若い世代が経営をし始めたのだろうか? 少し愛想は良くなってきて、奥さんと長話をしたりするようになった。 なにせ、私は外国型の模型が主体になっているので、日本型しかないこういう店では買いたいものが全くと言って良いほどないのだけれど、模型店なのでついつい覗きたくなって前を通ると入ってしまうんです。
そして、棚に飾ってあった、トミックスのはまかぜを見つけて、後日買いに行ったのでした。
やはり、たまにはパーツだけではなくて製品も買わなければ。
この店は真鍮製がメインで、プラのこの製品は売れ残りの感じでしたがおかげで、他所では見つけられなかったこの色のはまかぜを手に入れることができました。
ちなみに真鍮車両の自作が好きな友人はバイクでこの店にしょっちゅうパーツを買いに行っているとか。
この店の向かいに漬物屋があります、松本模型に行ったついでに漬物屋に行くのではなくて、漬物屋に行ったついでに松本模型に寄るという感じです。
漬物屋です
出町柳の「ふたば」の豆餅はすごく有名。 これは客が少ない方、1時間は並ぶ覚悟が必要です。
松本模型の近くには良い店があります。 ほかに阿闍梨餅の店もあったり。
つづく