RhBでサンモリッツに向かっています。
アルブラトンネルが近づくと勾配がキツくなり、ループが続きます。
こういう複雑なループが続きます。 どうなっているか線を引いてみてください。 凄いでしょう?
そうそう、昨年だったか、RhBのイベントで客車をたくさん繋いで、長さ1.6kmの列車にしてこの路線を運行しました。 youtubeで見たけれど、この部分などずっと客車がつながっていました。 凄いことをやるね〜
カラーで同じ付近ですが、こちらには白黒ほど線路が写っていません。
ここを通るのを知っているので、カメラを構えているのですが、車掌が検札に来た。 列車はどんどんカーブして登ってゆく。 車掌はもうすぐ近くまで来ていて、切符を出さなければなければならないけれど、線路から目を離すわけにはいかない。
というようなことがあったけれど、今通ってきた線路が見えている。
カメラが傾いている。絶対に車掌に気を取られたからだ。
そして、よく見ると、スノーボートで滑っている人たちが見えます。
道が雪で覆われているので、この上の駅からスノーボートで滑って来ているのです。 だから、列車にはスノーボートを持った客がたくさんいます。 もっとも私たちは一等車なのでそういう客はいないのですが。
赤い列車が見えています。 あそこを通ってきたんだと思うけれど、もう線路が複雑でよくわからない。
やがて、列車は長いアルブラトンネルを越して、もうサンモリッツだ。
サンモリッツです。 ここは高級な避暑地だけれど、今はスキーの場所だろうか?
この列車に乗ってきたのだけれど、この機関車が10両以上の客車を弾いて急勾配をすんなりと登ってきたのです。 すごいパワーです。
ホームを見たら、こんな賢いワン公が、リュックを背負っていますね。
サンモリッツの絵葉書です。
いまから、凍っている湖の横にあるホテル(矢印)にコーヒーを飲みに行きます。 昼食は列車の中で済ましているのでコーヒーだけ。
ホテルに向かう途中で絵葉書とは反対方向からの眺め。 駅が見えています。 それにしてもRhBの赤い車両は綺麗です。 緑にも似合うし雪にも似合って年がら年中綺麗に見えます。
はーい、コーヒーです。
ちょっと、サンモリッツまでコーヒーを飲みに来た、と言うこと。
湖の上で何かやっている。 ちょっと見てくると、一緒に行った友人がとことと歩いていって、氷で滑ってこけていた。 大笑いしてやった。 でも私は行かないよ。 だって、まだ腰痛は治っていないからです。
この駅は頭端駅で、出発方向から左はスイスで、右に行くとイタリアに行く路線になります。 そちらの線には小さな半径のループがあって、見せ場の一つになっているし、最後には街中を市電のように走ってチラノに着くそうです。
私たちは、左方向に曲がり来た路線を通ってチューリッヒに帰ります。
そして、列車がアルブラトンネルに入って、速度が遅くなってきたなと思ったら止まってしまった。 トンネルの中で止まるのは不安なのだけれど、それが長い。 景色は見えない、真っ暗なトンネルの中なので不安が増してくる。
ひょっとして、事故でトンネルを通り抜けられなかっったら、バックしてイタリアに抜けてチラノからミラノに抜けてイタリア国鉄やSBBを乗り継いてゴッタルトトンネルを抜けてチューリッヒに帰らなければならない、大迂回ルートだ、と本気で考えたのでした。
かなり停車した後無事トンネルを抜けてループを通ってランドワッサーも通ったのですが、帰りには居眠りをしていたのか覚えていません。 まあ、そんなものです。
サンモリッツにちょっとコーヒーを飲みに行ってきた、と何度も言おう。
つづく
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