鉄道模型のある生活ブログ

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1997年 フィンランド その2 タンペレへ

2023年06月22日 | 模型車両

1997年 フィンランド、ヘルシンキに着いて、今からタンペレに向かいます。

ここでフィンランドを確認しておくと、ずいぶん北です。 この上はほぼ北極です。

 

ヘルシンキはフィンランドの南の端。 タンペレはそこより少し北です。

ロヴァニエミ辺りから北極圏ですので、タンペレはそれより随分南ですが、それでも北海道の稚内よりもずっとずっと、ずっと北です。

 

ヘルシンキからタンペレの地図です。 たくさん湖があり、かなり繋がっていて、一部は船でも行けてシルバーラインクルーズというそうです。 湖の周りの木の葉が銀色に輝くのでシルバーラインの名前があり美しそうです。 でも、そんな暇はないので鉄道で行きます。 2時間ぐらいです。

 

ヘルシンキ駅。 屋根がないだけでは無くて、駅の向こうの景色も広々していて気持ちが良い。

 

これで行った。 線路は広軌で広い。 多分この写真はタンペレについた時。

 

初めてのフィンランド国鉄、乗るぞ。

食堂車(これも多分タンペレ駅での撮影)

 

食堂車内、 このテーブルと通路のデザインが初めての経験。 日本の食堂車とは配置が全く異なる。 

この右端の女の人、数日後に会った時にわかったのだけれど、日本人で、私と先輩が日本語で話しているのを聞いていて懐かしいと思っていたそうです。

 

タンペレ到着 映画のシーンのようです。

 

ホテルまでの道筋でこんなものを見つけました。 フィンランドの蒸気機関車ってこんな形をしていたのだ。

 

ホテルです。 たくさん人がいている。

この辺りで、なぜフィンランドに来たのか説明しておかないと、後の行動を説明しにくい。

実は、前回書いたアメリカ、シカゴの帰りにU先生から、R大学に委託研修生として研究せよと言われてR大学に行っていたのです。 委託研修とは私の職場からR大学に研修させて下さいと願いを出して許可されてR大学のK教授の元に行っているのです。 そのためには私の職場の許可がいるのですが、上司や放射線科がの教授が応援してくれて行くことになって、研修費は私持ちで、月1回ぐらいR大学に行ってK教授と「道は混んでいたか?」などの雑談をする程度ですが、R大学の名前で発表したり論文を書かなければならない。 

学生では無いので、毎日行く必要はないのですが、きっちりとした委託研修員のカードがあるので学内に入るのや食堂はもちろん使えて、図書館も使える。  大学に行っていない私は珍しさもあって、なかなか面白かった。 50歳をすぎてからの大学の経験です。

 

その発表の舞台が「国際計測学科学会」で、この年はフィンランドのタンペレで開かれた。 と言うことで私はここで発表しなければならない。 同行の先輩も同じようにK先生の元で委託研修をしていたのですが発表のネタがないので、私を助けに?というか一緒に来てくれたのです。

 

そして、このホテルの前の人たちは世界中から来ている参加者で、今から歓迎パーティーがあるので出発を待っているのです。

ということで、タンペレに着いて、歓迎パーティーに向かいます。

つづく

 

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