湖の縁です。
水面と地面にかなりの高低差があります。 ここをどうするか? 崖にするか石積みにするか?
こういうことを悩むのもレイアウト作りの醍醐味で、完成したら、初めからそういう景色があると思って見てしまうのですが、初めはこのようにベニヤの下地があるだけです。
ここにジオラマ造形シートを使って崖を作ることにしました。 ジオラマ造形シートは石膏を塗ると布の毛羽が立つので、使うのはやめ〜 と言っていたのですが、ある解決策を考えたので使います。
適当に切って凸凹をつけて貼っています。 この凸凹をつけるのが難しい。 簡単に形はできるのですが、どういう形に凸凹をつけたら実感的な崖ができるかを考えるのが難しい。 崖の形を頭に浮かべながらですが、肝心な形が頭に浮かばない。
まあ、適当に凸凹をつけて貼りました。
ジオラマ造形シートの上にプラスタークローズを貼りました。 これが解決策です。 布を覆ってしまうのです。
地面には石膏を上塗りしましたが、崖は石膏で整形するのは難しい。 ちなみに、石膏で岩を作るのに厚く塗って彫刻する手がありますが、ここで厚く塗ると湖が小さくなるので避けました。
そこで、崖には、カトーの崖を作る材料を使います。 チューブから押し出して塗るだけで簡単です。
製造元はholbeinなんですね。 絵の具屋さんです。
ヘラで適当に模様をつけました。 もちろん一番初めのジオラマシートで作った凹凸が基本にはなっていますが、プラスタークローズを貼った時点で、凸凹が弱まって平面に近くなっているのですが、それでもある程度はジオラマシートの形に沿って整形しています。
乾いたら色を塗ります。 色塗りでも凸凹を表現できるので、溝は黒い目に塗りました。
平らな部分にも色を塗って、次は草を撒く状態までできました。
つづく
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