今日は鉄道模型のこと。
先日、軽便鉄道のレイアウトが完成したのですが
今機関車が乗っているポイントがポイントスイッチを切り替えても動きません。
これぐらいの工作をしていた時点では動いていたのです。 もちろんここまでくるまでにポイントの配線は終えています。
それがいつからか動かなくなった。
でも、手ではポイントを切り替えられるので、後から直そうと思っていました。 せいぜい接触不良程度だと思っていました。
ポイントをこついても、配線周りを見た程度では動かない。
そこで、本格的に修理。
ポイントスイッチ付近を調べてたけれど、配線に以上は無し。 ポイントを外さなければならなくなってしまいました。
ヤードの入り口で、ここはもうレイアウト外だと思ってバラスで固定しなくてよかった。
ポイントの配線も引き抜きましたが、そこに凧糸を通してあります。 これが修理のコツです。
ポイントの裏を開けて調べると、正常です。 ここに直接通電すると動く、 ではコードか? コードの両端の通電を測るとまったく通電していない。 それも赤黒2本共だ。 コードの中で導線が切れているにせよ、同時に2本共なんてあり得ない!!
よく見たらびっくり、コードが切れかかっているではないですか。 これでは導通がないはずだ。
でも、何で? コードが切れる様な力がかかったのだろう。 引っ張ってもこんな風には絶対にならないし、ノコギリの様なもので切ったとしか思えない。
築堤工事の後、そんな工具ポイントの下に突っ込んだ覚えは無いし。
原因はともかく、コードを交換すれば終わりなので、新品のコードに交換しました。 ストックがあってよかった。
コードをレイアウト基盤の下に通す時に、初めに通しておいた凧糸にコードを結んで引っ張れば、簡単にコードを通すことができます。
凧糸を引っ張ると、コードがスルスルと入って行く、 気持ちが良いです。
かくして、修理完了です。 やれやれ。
これがバラスがあるところで線路の下の構造も複雑なところだったら、大仕事になっていたでしょうけれど、サラッとしたところでよかった。
レイアウトは機械です。 メカニズムがあって働く機械なんです。 列車を走らせない飾りのジオラマと違って、メンテナンスができる様にしておかないといけない。 だから、雑誌で凄いジオラマを見ても、走らせないのならいくらでも精密にできるよなと思ってしまうのです。
ポイントの修理 おわり
レールの汚れを掃除しないと気持ちよく走ってくれません。
昔はポイントを多用して、車両基地やら交換設備やら貨物側線のあるようなレイアウトを作りたいと考えていましたが、
ポイントを多用すると予想以上にスペースを食うのと、機械なのだから故障したときのことを考えると、単純なエンドレスの方が一番良いのでは?と今では考えています。