下記記事をご覧になってそうは言っても最高税率が高いのではとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、前にも述べたように、最高税率といってもその所得×税率では有りません。超過累進と言う事で、例えば、200万までは10%、300万までは20%と言うふうに税率が増えるわけで、70年代に調査した東京都の算出例でも、数千万の所得でも実効税率は30数%程度ですし、先日、銀座の飲食店経営者の脱税が記事になっていましたが、その例でも数億円の脱税に対し、税額は約10%程度でした。
(現在の最高税率は40%)、
又累進制自体、投稿者の知るところでは、19世紀の始めにプロシャで階級税に取り入れられたのが始まりだと思いますが、その後多くの社会主義政党、無産政党で取り入れられ、既に19世紀の後半にはドイツ等でも累進の要求が一般的になり、日本でも戦前の無産政党が略全部、累進の政策を掲げており、既に日本でも戦前の最高税率で74%(昭和19年)、戦後23、24年には85%になっていました。(所得税百年史 大蔵省主税局)
これは当時の社会運動等により当時の社会政策的経費、軍事費等を賄う為に採られたある意味必然的経過と言えるでしょう。それを現段階で税率を急に下げると主張してもそれは一般的財政赤字を増やすか、大衆増税の道しか残されないのも又必然と言えるでしょう。
訂正2010年11月7日
(現在の最高税率は40%)、
又累進制自体、投稿者の知るところでは、19世紀の始めにプロシャで階級税に取り入れられたのが始まりだと思いますが、その後多くの社会主義政党、無産政党で取り入れられ、既に19世紀の後半にはドイツ等でも累進の要求が一般的になり、日本でも戦前の無産政党が略全部、累進の政策を掲げており、既に日本でも戦前の最高税率で74%(昭和19年)、戦後23、24年には85%になっていました。(所得税百年史 大蔵省主税局)
これは当時の社会運動等により当時の社会政策的経費、軍事費等を賄う為に採られたある意味必然的経過と言えるでしょう。それを現段階で税率を急に下げると主張してもそれは一般的財政赤字を増やすか、大衆増税の道しか残されないのも又必然と言えるでしょう。
訂正2010年11月7日