YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 キャンツーとエンジンの調子

2024年06月16日 | ツーリング/キャンツー
セルフ再生キャブ(左)が本当に問題か気になりつつ、その確認も兼ねて、いつものキャンプ場へ。

XS250 高回転走行後エンストの原因は? - YAMAHA XS250 (4A8)

2024.06.10.症状としては前回書いた通り、一定の距離を走り、特に高回転で走った後停車すると、アイドリングに戻らずガス欠の様な感じでエンストする。再度エンジンをかける...

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今回はキャブ(エンジンの調子)に不安が残るため、万一のトラブルを考慮して、阪神高速を使わないルートを選択。

しかし、堺市内〜大阪市内〜川西市に抜けるまでほぼ渋滞。エンジンの調子は、走り始めから20km位までは安定していたが、その後は赤信号や渋滞でアイドリングになる度に、『1,500回転位でしばらく安定〜しばらくアイドリングを続けていると、1,200回転位まで落ちしばらく安定〜さらにアイドリングを続けていると、1,000回転以下で何とかアイドリング状態』で、そのままだとエンストしそうになるため、少し空ぶかししつつ信号が変わるのを待つ、を繰り返す。
走行中は吹け上がりも問題なく、エンジンの回転に途切れもない。

川西市でようやく渋滞から抜け出した時には、油温は114℃を超えていた。


渋滞を抜け、通常走行状態になると、油温は100℃位で安定。
すると、今度はアイドリング時2,000回転位で維持状態となる。アイドルアジャストスクリューでとりあえず1,500回転位にセットする。
その後油温は100℃前後で安定。アイドリングも1,500回転のまま。どうやら異常燃焼(2次エアーの流入)の心配はなさそうだ。

そのままキャンプ場着。本日の走行距離122.8km。



イモリ達は健在。ていうか、うじゃうじゃいてる(笑)


夜はアマガエルたちが一生懸命鳴いていました(笑)


昼間は真夏日となったが、夜はすごく過ごしやすかった。

翌日はいつもより早めに出発し、行きと同じルートで戻る。


エンジン冷間時からの始動性が悪い。昨日の出発時もそうだった。この暑さでもエンジン冷間時からの始動はチョークレバーをオンにしないとかからないのは、かえって正常ということなのかな?

一旦始動してしまうと、至って快調に感じる。アイドリングも、昨日の後半と同じく1,500回転位で安定。

ちょうど30km位、主にほとんど信号の無い山道を走り、信号で停車した際に油温をチェック。97℃。道路に出ていた外気温は32℃だった。外気温がそこまで上がっても、通常走行では一般的なオペレーション温度を保てているということだ。


ちょうど50kmまでノンストップで走り、一瞬休憩。油温は98℃と100℃以下を維持できている。5分も休憩していないが、油温は80℃台まで下がった。
あと、ここのところ感じることがなかった、振動による手のしびれがあった。プラグの交換により、燃焼の爆発力が上がったせいかな?と都合よく考える。




川西から尼崎までは、行きと同じく渋滞。信号1つ毎に赤信号になる感じ。油温は117℃位まで上がった。停車してエンジンを休ませようかと思ったが、アイドリングが不安定にもならず、ノッキング音も出ていなさそうだったので、そのまま走行を続ける。ただし、加速のパワー感は多少落ちている気がした。行きの渋滞中の不調は、もしかしてオーバーヒートの症状だったのだろうか⁈

国道43号線に入ってからは、多少流れだした。とはいえ、1分2分走っては信号にひっかかるという状況。油温は110℃位を維持。

堺市まで戻ったところで休憩。コンビニでアイスコーヒーを飲んでいる間に、油温は80℃位まで下がっていた。

しかし、一旦熱を持ったエンジンは、通常走行であっても走行風ではなかなか冷却まではできないらしく、110℃位を保ったままとなっていた。

帰着。本日の走行距離は119.4km。


プラグの焼けでは、エンジンの調子を確認することはできないという説もあるみたいだが、個人的には、少なくとも燃焼室内の状態を推測するための材料の一つにはなると思っている。

戻ってすぐ、熱々のプラグを外しチェック。








焼け色を見る限り、申し分無しと思われる。

正直、行きの不調があるため、セルフ再生の左キャブの調子はまだ気になっているが、まずは落着としよう。

XS250 川湯温泉キャンツーと走行中気になったところ

2024年05月20日 | ツーリング/キャンツー
前日に思い立ち、川湯温泉へ行くことにする。

2024年5月18日

いつもより少々早めに出発。といっても9時半頃なのだが。


府道61号線~外環状~国道371号~農道?で五條まで出る。

アイドリング中、ガス欠の様な症状が出て1回エンスト。リザーブに切り替えるには早いよな、と思いつつ、とりあえずリザーブに切り替え、ガソリン補給しておくことにする。

トリップメーターで525km位。前回徳島で給油したとき294.4kmだったので、230km程しか走っていない。案の定、7リットル程補給したら満タンになった。先程のエンストは何だったのだろう?給油時elfのComplete engine creanerを50cc添加。

10年振り?15年振り?位に谷瀬の「風庵」で蕎麦を食す。やっぱりうまい。



今回は自分的には走行距離数にゆとりがあり、国道168号線も流れがよく、天気も申し分なく、気持ちよく走り、十津川の道の駅に到着。

道の駅の裏の川。


国道168号線沿いに現れる立派な滝「十二滝」。思わず停車して写真を撮った。


目当てにしていた道の駅「熊野古道 ほんぐう」着。想像していたより小規模だった。

裏手から見る熊野川は雄大。


こちらもチェックしていた「八屋」さん。熊野牛をゲット。マグロカツも購入。


4時頃には田辺川湯キャンプ場に到着。



風呂は、川湯温泉公衆浴場と迷ったが、「わたらせ温泉 大露天風呂」へ。


テントを張った場所のすぐ後ろ位から🐸の鳴き声が。
アマガエルを発見!絵に描いたようなきれいな顔(笑)


図鑑みたいな画。

まずは地ビール(?)「熊野古道麦酒」をいただく。独特のフレーバーな感じがする。


熊野牛の焼肉。思ったより歯ごたえがあった。


地酒(らしい)「黒牛」。「太平洋」とどちらにしようか迷った。
甘口でうまかった。


夜中から雨が降り出した。昼位まではもってくれると思っていたのだが、当てが外れ、けっこう激しい降りになった。

2024年5月19日

本降りが続いた割に濁ることもなく、きれいな青色の水。


10時半頃まで粘ったが雨が止む様子がなく、またしても雨の中撤収し、カッパを着て出発。


帰りも十津川と大塔の道の駅で少し休憩し、帰着。

走行中は非常に気持ちが良い。出足は若干ながら重く感じる。

特に時速50~60キロあたりでの巡航がすごく気持ち良く、250ccながら一応「クルーザー」という位置付けなのはうなずける。

帰りも一回だけ、アイドリング中にガス欠の様な症状でエンスト。走行中はまったくもって快調なのだが。

今回の総走行距離263.4km。


今回も雨中走行したので、早速各部を清掃し、リアショックにはAbso-friend、フロントフォークインナーチューブにはシリコンスプレー、チェーンにはCPO-rを注油。

プラグの焼けは変わらず。右プラグの中心電極の白い部分が赤茶色になっているのは、elfの添加剤を入れだしてからなので、その影響ではないかと思う。
やはり左が濃い症状。まあ上等といえば上等だが、もうちょっと詰めてみたいところ。



ブレーキレバーを握ると、わずかにキコキコ音が出る。
レバーを外して軽く洗浄後グリスを塗布して組み直し。


XS250 徳島ツーリング

2024年05月05日 | ツーリング/キャンツー
今年のゴールデンウィークは、直前までツーリングの予定を立てていなかった。
昨今のキャンプブームで、直前となるとどこも空きはなく、ようやく取れたのが徳島県の「せせらぎの里オートキャンプ場」。
結果的には、予約も有って無い様なものだったのだが(笑)

5月4日

9時半頃出発。


四国に上陸するルートとして、今回は和歌山港から南海フェリーではなく、淡路島経由で行くことにする。

堺ICから若宮ICまで阪神高速を利用。


湊町PAで休憩時油温を確認すると84℃位。


想定通り、阪神高速神戸線の京橋PA手前あたりから渋滞。油温が上昇を始め、あっという間に100℃になる。
若宮ICから垂水ICまでは下道を通るが、垂水ICの入口手前からすでに渋滞。しかし明石海峡大橋以外に淡路島に渡る方法は無い。
XSで明石海峡大橋を渡るのはこれが初めて。ずっとノロノロ運転が続き、油温は最高110℃を超えるところまで上がった。

淡路ICで高速を降り、淡路サンセットラインへ。
天気も最高に良く、快調に走る。

五色浜近くまでほぼ止まることなく走り、時間を確認すると2時を過ぎていた。渋滞でかなり時間を食った。キャンプ場到着はかなり遅くなりそう。


淡路南ICから大鳴門橋を渡り、鳴門ICで降りる。

以前Googleマップで見つけて気になっていた「龍宮の磯」に寄ってみた。
かなり広い砂浜が広がっていた。


その後はノンストップで「道の駅いたの」へ。時間的に他に寄っている時間は無くなっているため、ここで食材を調達。昨年のゴールデンウィークにもここに寄ったが、なかなか豊富な品揃えだ。


5時過ぎにようやくキャンプ場に到着。
思った通り、昭和感の残るキャンプ場。
電話で予約した(つもり)の時に、自分から言わなければ名前さえ聞かれなかったのはやはりこういうことだったのかと現地に着いて納得。早い者勝ちでテントを張って、あとで集金に来るので1人500円の利用料を払うだけという、まことにシンプルなシステムで、そもそも予約を受け付けてはいなかったらしい(笑)


当然良さげな場所は取られていて、ほぼ駐車スペースと思われるところにテントを張ることとなった。


昭和チックなキャンプ場のため、トイレは「ぼっとん」で、水場からの排水もその場で垂れ流しであった。洗い物はできるだけ避け、食器拭き取り用のウェットティッシュで拭くようにした。

道の駅いたので買った阿波尾鶏と野菜を焼き、酒を飲み、いい気分で爆睡。

5月5日

朝は玉ねぎのコンソメスープ、パン、野菜炒めとコーヒー。

近くを散策。なかなかいい景観ではないか?


猪の足跡?


なんていう花かな?


夜はカジカガエルの大合唱だったが、これはカジカガエルのおたまじゃくしかな?


昼は、徳島製粉の「欽ちゃんラーメン(インスタントラーメン)」に残りの野菜を炒めたのを入れて食べた。

結局3時頃までゆっくりして、ようやく出発。

トリップメーター277km程でリザーブに切り替え。前回ちょうど10ℓ補給したから、燃費は27.7km/ℓか。あんまり良くないな。

徳島市内のガソリンスタンドで補給。11.4ℓ。


ここから帰りもほぼ同じルート。ただし淡路サンセットラインではちょこちょこ停まってみた。
…のに、写真を撮り忘れてばっかりで、ほとんどない(笑)

かろうじて慶野松原の写真。慶野松原っぽさがあまり感じられない(笑)


淡路サンセットラインは渋滞もほとんどなく、気分良く走り、「道の駅あわじ」でしばし休憩の後、大渋滞の明石海峡大橋へ。

垂水ICで降りた後、帰りは阪神高速を使わず、国道2号、国道43号を経由。
ガソリン補給時2回目の投入をしたelfの「コンプリートエンジンクリーナー(燃料添加剤)」の効果か、それともMotulの5100(エンジンオイル)の相性が良いのか、行きよりエンジンのフィーリングが良くなっている。なんだかすごくスムーズで、パワー感も出ている。

帰着まであと少しのところで走行距離7万キロ到達。


無事帰着。


今回の走行距離462.5km。自分としてはまあまあよく走ったな。

XS250 キャブレター同調 & 琵琶湖キャンツー

2024年04月21日 | ツーリング/キャンツー
2024.04.20.

またしても日曜日の予報は雨。にもかかわらずキャンプツーリングへ。

69,223.5km
その前に、前回キャブ分解時から同調調整を行っていないため、当日の朝から行う。
近所を一回りしてエンジンを暖めたのちバキュームメーターで確認したところ、かなり狂っていた(写真は調整後)。


今回は、去年の10月、バッテリー上がりによりロードサービスにお世話になった彦根市の湖岸緑地のリベンジ。

行きは最高気温24℃とかそれぐらいだったと思うが、油温が度々100℃近くまで上がる。が、ちょっとエンジンを休ませると、思っているよりずっと早く油温が下がる。このエンジンオイルの性質的なものだろうか?それとも空冷エンジンはこんな感じなんだろうか?いずれにせよ、気温24℃程度で油温が100℃まで上がるのだから、特に夏場のオイル管理は重要だと再認識。


コンビニで一休みし、セルモーターでエンジン再始動しようとすると、空回りした。スタータークラッチに問題があるのだろうか?それともセルモーターのオーバーホールが必要なのか?
キックでは一発で始動できた。


琵琶湖へ抜けるルートは、木津から国道163号〜府道5号で和束を通る最近お気に入り。


いつもに増してキャンプらしい写真はなし。前回はお目当ての湖岸緑地「南三ツ谷」が満員だったので、近くの「曽根沼公園」に行った。
今回は「南三ツ谷」に行ってみるとガラガラ。翌日雨とわかっているのに来る人もそうは多くないのだろう。
晩ごはんは「ミートパトラ」っていうものを作ってみた。かなりジャンキーなメニューだが、抜群にうまかった。彦根メロンチューハイと赤ワインを飲んで爆睡。


2024.04.21.

我ながら何を思ったか、雨具を一切持ってきていなかった。どうやら昼からは本格的に雨が降るみたいなので、午前中に近くのホームセンターでカッパを購入。さすがにブーツカバーは無かったため、ゴミ袋で作り、100円ショップの万能ゴムバンドで留める。

湖岸緑地「南三ツ谷」から、ほぼノンストップで走り続け、無事帰着。

帰りは雨の中で平均気温17℃位の走行環境だったが、XSには割と都合のいい環境らしく、油温は最高80℃程度、エンジンのフィーリングは圧縮が上がったみたいにトルクフルで、すごく良く感じた。ただし、アイドリング時や高回転から急にアイドリング回転数に戻る際に、一瞬急激に回転数が下がりアイドリング回転数に戻る、という症状は相変わらず。

走っているうちに片方のゴムバンドが落ちてしまっていた。


今回の走行距離286.6km


約100kmテストランツーリングでの感触

2024年02月12日 | ツーリング/キャンツー
新たに購入したテントの試し張りを兼ねて、泉南までテストランツーリング。

エンジンが完全に冷めた状態からのエンジン始動は、やや手こずる。以前からこの季節はこんなもんだったと思う。ただ、セルよりキックの方がかかりやすいから、セルモーターもしくはバッテリーか弱っているのかもしれない。
エンジンが暖まってからの再始動はセル一発。

アイドリングは、安定してると思ったら、周期的にきっちり200回転程落ち、またもとに戻るというのを繰り返す。
アイドリングを1,200回転にセットすると、1,000回転位まで落ち、また1,200回転まで戻る。1,500回転にセットすると、1,300回転位まで落ち、また元に戻る。
ということは、やはりキャブのアイドル系のどこかに主原因があるんだろうな。

この季節だと、比較的高回転で走った後でも油温は80℃前後で安定。


中〜高回転は何ら問題なし。あえていうなら、高回転の伸びが少し落ちているかもしれない。
高回転時のエンジンの振動は、3〜4年前と比べるとものすごく低減されている。


試し張り場所付近の唯一の写真。肝心の新テントの写真は無い。


プラグ焼けのチェックをしたい気持ちを抑えつつ、帰りに入れたガソリン分の添加量約20ccLoopパワーショットを添加して終了。