YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 ホイールハブベアリング・ステムベアリング交換②

2025年03月12日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録

《前回からの続き》

 
ボトムのステムベアリングレース打ち込み用にアリエクで買った内径30mmのアルミパイプが使えないと判明。そりゃ、内径30mmのベアリングレースを打ち込むのに、同じ内径ならアルミパイプも圧入することになるよな。ちょっと考えればわかることなのに。
 
あらためて内径31mmのアルミパイプをアリエクで発注。届くまで先に進めておく作業は沢山ある。
 
2025.03.12.
 
帰宅後、とりあえずホイールベアリングを抜き取ることにした。
 
20年近く前に買ったパイロットベアリングプーラー。また日の目をみることになろうとは。


ホイルシールを取り外し、指を突っ込んでベアリングを回して確認。全く問題なさそう。でも20,000km以上は使っているから、まあまあ替え時だろう。


武蔵オイルシール工業製のシールで問題なさそう。


使い方をきっちり思い出さず、うやむやのまま何となくベアリング抜き取り作業を始めてしまい、使い方を間違ってプーラーのネシ部が外れなくなった。


色々工具を駆使して、何とか取り外し。


作業を続行したが、まだ使い方を思い出していなかったようで、またプーラーのねじ部を噛み込ませてしまった。リクツを考えればわかることなのに、以前やった作業だからとよく思い出さないうちに作業にかかってしまったせいだ。我ながらなさけない。
 
ここまで抜き取りかけたところでどうしようもなくなった。


この部分がどうやっても外せなくなってしまった。


再度何とか外そうと、汗が流れ出すほど格闘したが、相当キツく締め上げてしまったため緩む気配は全くなし。

まことに不本意ながら、新たにパイロットベアリングプーラーを発注せざるを得なくなった。それにしても、送料込みで2,780円って、使い物になるのか不安なほど安いな。使う頻度は高くない工具なので、今回もってくれればいい。


いつまでもこんな状態にしておくのも気になる。


トラブルツリーのボトムのベアリングレースを外す際、タガネで少し傷つけてしまったので、リューターで小さなバリを修正。


《続く》