天津ドーナツ

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「100メートルのことをファンに謝りたくて一生懸命走った」…これが一流のスポーツマンです

2011-09-04 10:00:08 | 心を励ましてくれる・強くしてくれる言葉
(Yahoo Japan!からの転載です)

自身を脅かしうる敵は、100メートル銀メダルのディックスただ一人。ボルトはそう見なしたのだろう。コーナーで一度、視線を右に送り、さらには大型ビジョンでリードを再確認する。最後はこの人には珍しく、胸をグイッと前に突き出す念の入れようだった。

 「すばらしい気分だ。タイムもいいね」

 男子200メートル決勝。前夜の準決勝後に宣言した通り、ボルトは勝利にこだわった。

 6日前の100メートル決勝はフライングで失格。スーパースターの予期せぬ退場は、フライング一回で即失格とする現行ルールへの賛否両論を巻き起こした。ディックスは「1回は許されるべき」と訴え、200メートルで3位に入ったルメートルは「維持すべき」と見直し論に反発。ボルトの存在感が改めて浮き彫りになった。

 当の本人は2年前、現行ルールが承認された直後にこう語っている。「何の問題もないね。だって、いつも音を聞いて出てるから」。0秒193というピストルへの反応時間は、過剰ともいえる慎重なスタートを切った予選、準決勝に続いて出場選手で最も遅い。それでいて今季世界最高の19秒40。これで「まだベストの調子じゃない」と言うから恐ろしい。

 「100メートルのことをファンに謝りたくて一生懸命走ったよ」。

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スピーチコンテストや宿題の発表で、

「緊張して失敗した」とか、

「採点が不公平だ」とか、

「練習が面倒くさかった」とか、

さまざまな不満を口にする学生がいます。



かとおもうと、今回のボルトのように、賛否両論のあるルールに文句を言うのではなく、

失敗を取り返す人もいます。



たぶん、これが一流の結果を出す人間と、不満ばかりで人生が終わる人間の違いだと、

私は思いました。

みなさんはどうですか?

不満と感謝、どちらが多いですか?


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