ジャズ批評の『21世紀版 ブルーノート・ブック(第4版) ~史上最強のジャズ・レーベルのすべて』に続き、『ブルーノートの名盤 改訂新版』も発刊され購入しました。これらの編集には行方氏が関わっていますが、彼以外にもブルーノートにはキーマンがいます。
小生がここ数年の間に手にしたブルーノート本を紹介します。
まずは、小川隆夫氏。
『ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実』、『ブルーノート・コレクターズ・ガイド 改訂版』。
彼を知ったのは、SJ誌にブルーノート・コレクターとして紹介された記事でした。まだ、ニューヨークで研修していた頃、オリジナル・コレクターとして紹介されており、こういう人がいるんだなという印象を持った。これに刺激を受けたことは間違いない。しかし、小生は、オリジナルには到底手が届かないので、興味を抱いたジャズマンの音源集めである。
次に、中山康樹氏。
『ブルーノート名盤 其の壱(鍵弦打編)』、『ブルーノート名盤 其の弐(管楽器編)』、『超ブルーノート入門 ジャズの究極・1500番台のすすめ』、『超ブルーノート入門、完結編 4000番台の至福』。
元SJ誌編集長。小生が勝手に「師匠」と呼んでいるマイルス・デイビス研究(?)の第一人者である。彼の視点が気になり購入。なぜか。彼のジャズへの接し方が、いわゆるジャズ・ファン、ジャズ・マニアと異なっているから。彼は、音楽ファンである。割と視野が広いので、小生は共感している。
最後に、油井正一氏。
『ブルーノートJAZZストーリー』(新潮文庫)は、現在のブルーノート本の先駆け。’87年刊。最近購入ではないが、最近、この本が小生の枕元にずっと置かれている。