私をフォークへ目を向けさせた「原点」である。
CDでも、その後発売されたが、レコードで所有しているものを紹介します。
同級生の兄が持っていたアルバムは、ジャンボリーが開催されたその年の秋に発売
された2枚組のアルバムでした。
私が所有しているのは、1枚ものです。
’76年にベルウッドのアルバムが廉価盤で発売された時のものです。
「ジャスト!フォーク1500シリーズ」の1番目は、
小室等氏の『「70年9月16日」小室等コンサート』(OMF-1、キングレコード)で、
ジャンボリーのアルバムは、11番目です。
『’71年 全日本フォークジャンボリー 出逢いの記録~その燃焼』(OMF-11)
SIDE1 1 教訓Ⅰ(加川良) 2 自転車にのって(高田渡、加川良、岩井宏) 3 かみしばい(岩井宏) 4 面影橋から(小室等と六文銭) 5 人間なんて(よしだたくろう)
SIDE2 1 赤色エレジー(あがた森魚) 2 カレーライス(遠藤賢司) 3 かくれんぼ(はっぴいえんど) 4 それで自由になったのかい(岡林信康)
どうです。錚々たるメンバーですね。
ここでの「人間なんて」は、8分21秒も演奏しています。この「人間なんて」のリード・ギターが堪りません。次に紹介するアルバムでは、たくろうが唄い終わってからのリード・ギターがフェイド・アウトされています。このリードを聴くために買い直した訳です。
『’71年全日本フォーク・ジャンボリー・ライブ 第一集』(SF-1012 ビクターレコード)
SIDE1 1 教訓Ⅰ(加川良) 2 ゼニの効用力について(加川良) 3 かみしばい(岩井宏) 4 自転車にのって(高田渡) 5 生活の柄(高田渡) 6 人間なんて(吉田拓郎)
SIDE2 1 もしも(武蔵野タンポポ団) 2 たんぽぽ(ガロ) 3 今ここに(のこいのこ) 4 一円玉(なぎらけんいち) 5 カレーライス(遠藤賢司) 6 12月の雨の日(はっぴいえんど)
こちらのジャケットは、加川御大が左側に、たくろうが右側に大写しとなっている。ジャケットの内側には、出演者の写真と歌詞が載っている。私は、このジャケットに惹かれてこのアルバムを最初に購入したが、前述のとおり、もう一枚買ったのである。
このアルバムは、第二集としてもう1枚アルバムがあり、岡林信康、五つの赤い風船、小室等と六文銭、都会の村人の唄が収録され同時発売されていたが、購入しませんでした。汗!
その後、「教訓Ⅱ」、「雨が空から降れば」などキングの2枚組アルバムで聴いた曲を聴きたくなって、CDも購入することとなる。