ドキュメンタリー風にまとめられているので、もう少し、じっくり「唄」を聴きたいですね。
昨年7月7日の「夢のおまつり」甲賀
同年11月の「内子座」愛媛
同年12月の「ラ・カーニャ」下北沢
からの音源収録です。
「今」の良さんが見られます。聴けます。
マーティン・スコセッシ監督によるローリング・ストーンズのライヴ・ドキュメンタリー映画『Shine A Light』のサウンドトラック盤が今年の4月に発売されているので、「最新」とは言い難いのであるが、2005年8月にスタートした『A Bigger Bang Tour』から、2005~06年の映像を収録した4枚組DVDである。
日本公演と海外公演の観客に注目すると、特に、南米では若い女性ファンが多数いることに驚かされる。
メンバーは既に60代というのに、若者を惹きつける力を持ち続けている。
彼等が、ライブを大切にし、ファンサービスにも徹してきた成果であろう。
例え、選曲リストが往年のヒット曲集であったとしても、決して懐メロになっていない。
これも、ツアーを続けてきた成果であろう
改めて、世界最強のライブ・バンドであることを実感した。
ピアニスト、ジョン・テイラーが気になって聞き出し、
彼の作品を聴いていく中で、
トランペッター、ケニー・ホイーラーが気になってきた。
ケニー・ホイーラーは、『Gnu High』というアルバムのリーダーであるが、
今までずっと、キース・ジャレットのアルバムと思っていた。
今やっと、彼の「音」がしっくりと受け入れられるようになった。
そして、さらに、
ホイーラーのアルバムを聴き進むうちに、
サキソフォニスト、クリス・ポッターにたどり着いた。
『What Now』に聴くクリスのテナーは、
豪快にして熱く、繊細なのに力強さを感じる
久々にヒットしたテナー・サックス奏者である。
併せて、
既にベテランの域に達してきた
テナー・サックスのエリック・アレキサンダー
であるが、
これまでは、やや肩透かしであった。
それが、
に聴く彼の「音」は、熱い。豪快である。
メジャーでは、こんな「音」に出会うことはなかった。
マイナー・レーベルで、かつ、ライブ、ワン・ホーン・カルテットということで、
自由に伸び伸びと演奏できたのかな。
良い感じで、力が加わっている。
まだ観ていないが、DVD付アルバムである。