ジェフ・ベック(g)は、小生が未だにのめり込んでいる音楽鑑賞という趣味を継続させてくれる切っ掛けとなったミュージシャンです。
このことは、以前にもブログに取り上げていると思いますが。
そのアルバムが、1976年に発売された『WIRED』です。
「クロスオーバー」というジャンルが確立されつつあった時期の発売です。
『Blow By Blow』ではなく、『WIRED』なんです、小生にとっては。ギター・インストゥルメンタルでロックのアルバム。
たぶん、FM放送で聴いたのが切っ掛けになったんではないかと曖昧な記憶ですが。
当時、曜日は忘れましたが、ソニーが夜11時に番組を持っていて、新譜紹介をしていました。
ウェザーリポートも、この番組で知りましたから。
話を戻しますが、このアルバムから、クロスオーバー(フージョン)に、そしてジャズへと進んでいくことになったのです、
ハード・ロックはパンク・ロックの波に飲み込まれ、日本でも、フォーク・ソングがニューミュージックへと音楽表現(サウンド)が変化していき、これに付いていけない(興味がもてない)小生は、音楽的行き止まり状態にありました。
これを、打破してくれたのが『WIRED』でした。
最近になって、やっと、ジェフ・ベックが現在演奏している音楽に興味が向くようになり、
『Blow By Blow』2014年3月発売
『Beck Bogert &Appice』2016年発売
『Wired』2016年11月発売
『Jeff Beck Group』2016年7月発売
『Rough And Ready』2017年1月発売
の5種類のSACDハイブリット盤、レコード時代に4CHであったものを5.1ch化、7インチ紙ジャケット、完全限定生産盤を手にしました。
『WIRED』では、ステレオ盤とは別物という印象を与えるミックスとなっています。