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フリー・ジャズは苦手という方も、ファラオ・サンダース(ts.)の日本制作盤(ヴィーナス・レコード)を聴けば、癒される方も中にはいるでしょう。
小生にとっては、ジョン・コルトレーンを通じて知ったミュージシャンです。
最初は、なかなか馴染めなかったのはコルトレーンと同様。
それが、コルトレーンを追いかけ続けているうち、アーチー・シェップに走り、ファラオ・サンダースに辿り着いたという感じです。
フリージャズ・サックス=フリーキーなトーンというイメージがありますが、フリー・ジャズ演奏者がずっと同じことをしているわけではないので、そのギャップにやられてしまうということがあります。
彼のソロ・アルバムの一部は、そうした部類に属していると思います。
そのうち、彼が参加しているアルバムも聴きたくなって、収集を始めました。
2010年に休刊となったスイング・ジャーナルの広告欄で見つけた新譜
『Trance of Seven Colors ~ Maleem Mahmoud Ghania』(1994年発売)
にファラオ・サンダース が参加したことを知って以来、
ずっと探してきました。
昨年、レコードで再発されたようですが、見落としていました。
今回、中古CDですが、安価で手に入れました。
中古の相場かどうかわかりませんが、5000円代から8000円代の値がついているので、タイミングよく購入できたと思っています。
アルバムの内容は、アフリカン民族音楽とファラオ・サンダースのサックスとの融合を図ったような音楽です。
ファラオの「音」は、そのままです。
時には、フリーキーな音を出しますが、ゆったりとしたファラオ節が聴けます。
ではでは。
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