おっかさんは20数年前退職した後、おばあちゃんの代からママリンが懇意にしている高野山のお寺から四国八十八ヶ所巡礼のご案内があり、どなたでもどうぞとの言葉があったので、『行っておいで!』と言われ、かあ~るいきもちで参加しました
がぁ~です
それは高野山尼僧院の卒業旅行に同行する修行の旅でした
旅行気分であちこちパチパチ写真を撮りまくる様子を見て叱られたわよ
でもね~
使い廻しの冷たいせんべい布団でもちろん寝間着等ありません、Tシャツやボトムは持っていっていましたが、夜寝るときの防寒着は今のように、ダウンやフリースのない時代で、荷物を宿に送っておくという知識等無くて~寒かった
朝の準備等何もかも手早くしないといけないので、朝は誰よりも早くに起きて~
当然ですが、お寺の朝は早いのです
そうこうしてたら大風邪をひいてしまいました
でも皆さんに迷惑をかけないよう最後まで頑張りました
で!44番札所の大宝寺の大きな門
しょうへいさんは参道を歩いて上がりましたが、私たちは山門の下からまっすぐ上がったように思います
参道沿いの杉木は記憶にありません
もしかしたら、風邪でもうろうとしてたのかな~
山門の中の大きな草履は良く覚えています
本道に上がる階段も記憶があります
ただし巡礼の旅はお大師堂を拝んで回るので、鐘楼って記憶にありません
昨日のテレビで聞いたように、「どなたでも何回でもたたけます」ときいたら~
あの時元気だったら鐘を叩いて回って叱られたに違いないですね
お遍路の旅ではよい出会いもありました
今回の癌を病む前まで年賀状のやり取りを続けてくださったかたもいました
中には当時お電話を下さって、風邪はよくなりましたか?
『本当に可哀想でしたが、良く頑張りましたね』
っと言っていただき嬉しかったわよ
そうそう、お遍路で風邪を引く前、まだ元気だった頃の事です
一行には、とってもお若い尼僧さんのグループと毎年巡礼を続けている達人チームが一緒でした
ほとんど高齢者の方が多かったです
ほとんど高齢者の方が多かったです
道中はバス旅でお寺の近くの駐車場に停めていましたが、時々ここは歩いてくださいと言われる場所があり、多分25番位?で
中に、持病で足腰が弱ってらっしゃるおじいさんがいらしたから、いつもママリンにしているように、でも失礼のないようにと思い、『私は手袋をはめていますから、手をひきましょうか?』
っと声をかけました
その時は、断られてしまったのですがー
その日の夜、食事の時にその高齢男性が『あの人は観音様じゃ』と仰ったのです(^^;)))
そのつぎの日から、その方の回りには尼僧学院の偉い先生が取り囲んで~
おっかさんは出番なしでした
その後風邪を引いてしまったので、結果的にはよかったわよ
あのおじいちゃんは仙人だったかもね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます