目が悪くなってから読書量がめっきり減りましたが、それでも細々とは読んでいます。
最近読んだ本で「ジエノサイド」(英: genocide)は、一つの人種・民族・国家・宗教などの構成員に対する抹消行為をさす。)は私の中では「ノルウェーの森」「蒼穹の昴」以来の面白い本でした。
ジエノサイドと言う言葉さえ知らずに新聞の書評を読んで図書館に申し込み、忘れた頃にやってきたので
「何でこんな本を予約したのだろう?」
ところが読み始めると止まりません。
一気に読みました。
本書は絶望と希望の書である。殺戮へと確実に追い込まれていく登場人物たち。 絶望が臨界点に達した時、ターゲットの想定外の言動が局面を絶望から希望へ転換させる。転換点があと1ページ早くて も遅くても、これほどの緊張感は生まれなかった。わたしは限界だったのだ。「ノルウェイの森」以来です。こんなに面白かったのは
(書店主の感想)
あー、この人も「ノルウェイの森」以来なんだ・・・・
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。
と本の紹介にありましたが、前半はふんふんと同感するところのあれば、やはり男性の考えは違うなと共感出来ない所もあり、まあまあでしたが、奥様の夏目雅子さんのことを書いているところになると・・・・
人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。
なぜか? 人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、
他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。
他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。
――<「妻と死別した日のこと」より>
東京とブエノスアイレス、加齢なるスケールで描く恋愛小説
これは、肩の凝るところもなくやはり一気に読みました。
そして文中に何回も出てくるマテ茶が懐かしく
(ペルーの旅行中に飲み、帰宅後も買ってきたお茶をしばらく飲んでいたので・・・)
久しぶりに買って南米の味を楽しみました。
相変わらずの乱読で読みたい本に一貫性がありませんが、また面白い本に出会えるといいなあー。
最近読んだ本で「ジエノサイド」(英: genocide)は、一つの人種・民族・国家・宗教などの構成員に対する抹消行為をさす。)は私の中では「ノルウェーの森」「蒼穹の昴」以来の面白い本でした。
ジエノサイドと言う言葉さえ知らずに新聞の書評を読んで図書館に申し込み、忘れた頃にやってきたので
「何でこんな本を予約したのだろう?」
ところが読み始めると止まりません。
一気に読みました。
本書は絶望と希望の書である。殺戮へと確実に追い込まれていく登場人物たち。 絶望が臨界点に達した時、ターゲットの想定外の言動が局面を絶望から希望へ転換させる。転換点があと1ページ早くて も遅くても、これほどの緊張感は生まれなかった。わたしは限界だったのだ。「ノルウェイの森」以来です。こんなに面白かったのは
(書店主の感想)
あー、この人も「ノルウェイの森」以来なんだ・・・・
こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。
と本の紹介にありましたが、前半はふんふんと同感するところのあれば、やはり男性の考えは違うなと共感出来ない所もあり、まあまあでしたが、奥様の夏目雅子さんのことを書いているところになると・・・・
人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。
なぜか? 人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、
他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。
他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。
――<「妻と死別した日のこと」より>
東京とブエノスアイレス、加齢なるスケールで描く恋愛小説
これは、肩の凝るところもなくやはり一気に読みました。
そして文中に何回も出てくるマテ茶が懐かしく
(ペルーの旅行中に飲み、帰宅後も買ってきたお茶をしばらく飲んでいたので・・・)
久しぶりに買って南米の味を楽しみました。
相変わらずの乱読で読みたい本に一貫性がありませんが、また面白い本に出会えるといいなあー。