風に吹かれて

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シネマ歌舞伎「日高川入相花王」「鷺娘」

2019-06-27 11:18:41 | インポート
歌舞伎は10代の頃、仕事がらみで年に2回見る事が出来て、それ以来のファンです。

でも、チケット代が高いのでそうそう見る事は出来ません。

そんな時、「東劇」でシネマ歌舞伎と言って舞台を撮影した映画をやっている事を知り、何回か見に行きました。

今回は新聞広告を見て、玉三郎の「日高川入相花王」「鷺娘」を見に行きました。


見に行くきっかけとなった新聞広告



「日高川入相花王」は
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の作品で、人形振りでみせる趣向となっています。
恋する安珍を追って日高川の渡し場にたどり着く清姫ですが、船頭は川を渡してくれません。
安珍への嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫はついに―。

玉三郎が花道を出てきた瞬間からそれはもう人形浄瑠璃の人形そのものでした。
日高川を渡る蛇に変身した時の衣装の早変わりも見事でした。


「鷺娘」
【物語】
しんしんと雪が降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。
娘は実は道ならぬ恋に悩む白鷺の精。一途な恋心を綴っていきますが、 いつしか白鷺の姿に戻った娘は、
遂げられぬ恋に苦しみもがき、降りしきる雪の中息絶えるのでした――

この踊りの中にも早変わりが何度も出てきて、楽しめました。(帯まで変わるのには驚きです)
もちろん踊りも素晴らしく久しぶりのシネマ歌舞伎を楽しみました。












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