徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

極東ロシアへの旅1 驚きの連続で・・・。

2017-10-05 | 日常生活のお話


極東ロシアへの旅を終えて一ケ月が経とうとしています。
お盆の帰省、海外旅行と続けて非日常の時間を過ごしたため
滞っていた用事の片付けに時間がかかり
報告が遅くなりました。

・・・というか
この記事は自分のためのもので
旅の記憶を記録として残しておこうと思い記します。

今回の旅はロシアの東端にある
ハバロフスクを拠点としました。

下の写真は飛行機が高度を下げ始めた時に撮影。
初めて目にしたロシアの大地です。

 

ナスカの地上絵の曲線バージョン?とも思えるこの図形は
アムール川の支流になりきれなかった水たまり。
雲形定規のごとく美しいフォルムで壮観な風景でした。



自宅を早朝4時30分に出てホテルに到着したのは18時30分。(時差+1時間)
長旅でしたが、実のところは成田空港で5時間過ごしたためで
成田ーハバロフスクは2時半の飛行時間。
とても近い場所にあるヨーロッパです。



<驚いたこと1>

ホテルに到着後
初めての街歩きで最初に驚いた光景がコチラ



ウスペンスキー教会前のライトの多さ!
目がくらむほどの明るさでした。
ハバロフスクは
深夜でも子連れで歩ける街で
24時間スーパーもありました。



<驚いたこと2>



ホテルの部屋からの窓景です。
右にアムール川、手前には美術館や博物館が連立する立地。
快晴の9月4日の朝でした。

ハバロフスクは北海道よりも北に位置するところ。
事前調査によると、この時期の平均気温は20度を切るくらい
10度を下まわる事もあるという情報をキャッチしていたので
寒さ対策万全の旅支度!

ところが





アムール川の岸辺では日光浴をする世界でした!



ダウンジャケットを着ている私はおかしな人状態。
むせかえるような暑さに驚きました。

あまりの暑さに風を求めて遊覧船に乗船。



1時間の遊覧は心地よく、ロシア語放送をバックミュージックとして楽しみました。



遊覧中、アムールの風を捉える事に励んだ動画です。

 




<驚いたこと3>

下の写真は観光名所に囲まれた広場です。



認識しづらいですが
画面中央は4車線道路がクロスする交差点。
しかし
信号がありません!
ここはバスや路面電車、馬も通行する場所
もちろん人間も横断します。

交通量がかなり多いのに
どうなっているのか観察すると
譲り合いです。
まずは歩行者が最優先、バスも電車も止まってくれます。
深夜に低いエンジン音を響かせながら爆走する走り屋さんの車も
私たちが道を横切ろうとすると止まってくれました。

このシステムには驚き!

ここでは急ぐ人はいない?
道行く人々は異様にゆっくり歩いています。
歩幅は長いはずなのに・・・
大げさですが
スローモーションの世界に紛れ込んだようでした。



<驚いたこと4>

女性がとてもオシャレ。
ギャルもおばあさんもメイクばっちり
特にアイメイクには時間がかかっていそうでした。
そのため
仕事以外でメイクしない私も
滞在中はしっかりメイク。
眉、はっきり描きました。

ファッションについては流行はなく
自分流を極めているようでした。
ただし
パンツはスリムパンツのみ。
楽ちんなダボダボパンツは見ませんでした。



上の写真は下校中の小学女子。
校則なのか皆、三つ編み。
髪留めが凝っていて
バックはキャラクターもの
注目すべきはタイツ
三者三様でカワイイ。
さすがにメイクはしてなかったはず。
たぶん。

いっぽう男性は
極めてオーソドックスでした。



<驚いたこと5>

滞在中、ちょっと遠出をと思い立ち
切符を買いにハバロフスク駅に行った時の事



ハバロフスクという街は
1858年に探検家のエロフェイ・ハバロフさんが
この地の植民地化をはかったことにちなんで
ハバロフスクと命名されたそうです。
・・・という事で
駅前にはハバロフ像がありました。



ハバロフさんは
鳥に好かれている事がわかりました。

駅構内の様子です。
まるで宮殿のような内装にびっくり。



写真左上の電光掲示板は時刻表。
列車の時刻はモスクワ時間表記なので
ハバロフスクでは-7時間となるはず。
しかし
7を引いても足しても
理解できない時刻が並び
文字も読めないし・・・
後ほど記しますが
全く英語が通じない世界なのです。
(1,2,3も通じない)
これでは手も足も出なくて
あっさり退散しました。


その後、わかったこと・・・

街の道路標識や交通機関の案内に
英語が併記されることはなく
英語が世界共通語の認識は全くなさそうでした。

これでは外国人旅行者はお手上げ状態
なので
ホテルのフロントに
<個人ガイド承ります。1時間〇ルーブル>

英語で書いてありました。
良心的な金額でしたが
ガイドを頼むのは
自分たちの旅のスタイルではないので
このサービスは利用しませんでした。

外国人旅行者の大半はツアー客で
大型観光バスにて移動
ツアーガイドの案内で観光する形が一般的みたいでした。



私たちが滞在していたホテルは
中国人、韓国人のツアー客で大賑わいでした。
(日本人ツアー客は見ず)

街で日本人に出会う事は殆どありませんでしたが
毎日、日本人の姿は見ていました。
コチラ



街中のバス停にこの看板がありました。
かなり有名そうです。
驚きました!!!

以上、驚きの連続編レポートでした。

次回は幸せな時間について記す予定です。

https://blog.goo.ne.jp/tipa-y/e/b15fab40bde20247ae8b83b2f9db3ffc


Yoshie


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。


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