徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

作品展示の報告と纏わる記憶

2011-10-19 | 制作活動のお話


現在
京都造形芸術大学内にて
自作をちょこっと展示しています。



鈴鹿芳康先生による授業の成果を披露する展示に
賛助出品という形で参加させていただきました。



人体投影図の作品が鈴鹿作品です。
数ある鈴鹿作品の中で私が最も好きなシリーズ。

私の作品は階段を下りた正面の壁にあります。



タイトルは「Photo Graph(光の図)」
Photograph(写真)の語源を考える取り組みです。
カーテンに投影された窓際の図像を写しています。



こちら2作も賛助出品作。
いずれも故人の作品です。
左:山口通恵作「月のしずく」 右:深越久代作「VIDEO DRUG」



深越さんは4年前に亡くなった1学年下の後輩。
今回は作品の一部だけの展示ですが
本来は展示壁面をテレビで覆い尽くすインスタレーション作品です。
無音のギャラリー空間に爆音が共鳴するかのような
パワー溢れる素晴らしい作品でした。
(上の図版はアメリカでの個展の案内状)




こちらは洋画コースに在籍している学生さんの作品です。
140cm巾の綿布に歪む街並みを焼き付けた取り組み。
作者の心意気が伝わります。
大きいコトは良いコトだと
体当たりで制作をしていた学生時代を思い出しました。



展示場所は京都造形芸術大学内にある
ギャラリーオーブの前の階段スペースです。
10月30日まで。

大学に来られる事がありましたら
お立ち寄り下さいませ。



<近況メモ>



昨日は学校のお仕事日でした。
授業内容は学外撮影。
すがすがしい秋の光を記録しようと
私も撮影に熱中しました。

Yoshie

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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