金木犀の香りが漂うと
何度も深呼吸をする私です。
この季節
植物に目を向けると
冬の装いに
変わっていくさまを楽しめます。
しかし
心にゆとりがない時には
この微妙な変化は
見えないんですね。
数日後、冬型の気圧配置となるようです。
いっきに植物の様子が変化しそう。
今週は
美術鑑賞はひとまず置いて
自然観察に意識を向けようと思います。
*
私は週に一度
人工島に位置する学校に通っています。
いつも
一つ手前の駅で下車。
15分かけてゆっくりと
立体駐車場の屋上庭園を歩きます。
島ができて20数年が経ち
都市計画の中で植えられた植物は
すっかり住空間に溶け込んでいます。
いえ、それどころか・・・
最近では手入れを怠ると
足を踏み入れ難くなるほどの存在となっています。
現在、春以降は手入れがされていない状態。
あじさいの花は枯れたまま。
人の手が入らなければ
どの種類の植物が強いのか
一目瞭然でわかる風景が続きます。
結論としては
ツル性植物が圧倒的に強いことがわかります。
緑の回廊ではなく“怖廊”のような様子。
ここまで放置されている状態には
なかなか出会わないよねと思い
記録しておきました。
*
などなど・・・
想いにふけっているうちに
オフィス空間に到着。
左の建物が仕事先の学校です。
仕事モードに気持ちを切り替え
いざ、出講。
Yoshie
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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