徳島県鳴門市にある
大塚国際美術館へ行きました。
1998年のオープン当時
陶板名画の美術館として
話題になりましたが
訪れる機会がありませんでした。
この度、12年を経て
やっと
訪問のチャンスが巡ってきました。
機会を得たのは
仕事先の学校にて。
遠足に同行したのです。
道中のバスでは
最前列の教員席に座りました。
なかなか良い眺めです。
しかし
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あいにくのお天気。
明石海峡大橋を走行中
雨のため
鳴門の渦の見学が中止となり
11時から早々と
お弁当を車中で食べる事に・・・。
支給されたお弁当の彩りがすばらしく
どんよりとした気分が一掃されました。
*
12時ちょうどに目的地に到着。
音声ガイドを手にして
美術鑑賞の旅に出ました。
館内に足を踏み入れると
まず
エントランスの向かいの
システィーナ礼拝堂に吸い寄せられます。
天井にはミケランジェロの絵画世界が広がり
想いはヴァティカンへ。
目の前にあるのは
実物ではないと理解しつつも
厳かな気持ちになりました。
*
絵画の複製だけでなく
壁画の他、お墓、洞窟など
絵画が存在する環境ごと
再現した展示も随所に存在。
モネの睡蓮の絵があるエリアには
もちろん
蓮池がありました。
*
私は音声ガイドにより
展示品の理解を深めていましたが
専属ガイドの存在に気がつきました。
ガイドさん名前は
“大塚アート君”
ガイドロボットです。
展示壁面の間をうまく通り抜け
作品の前に来ると解説を始めます。
そこそこ多くのお客さんが
大塚アート君に寄り添い
解説に聞き入っていました。
ラファエッロの薄暗い空間にいたカップルに対して
解説をしている様子を目にした時
ゾクッとしました。
SF映画のワンシーンのよう・・・
*
展示点数は1000余点。
音声ガイドを聞きつつ
全ての展示を見尽くすことを
目標に頑張った4時間半。
名画の海に溺れました。
Yoshie
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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