元旦にガンタンクを作ってから
おうち時間を利用して製作途中の作品を一つずつ消化
手始めに8割方完成で止まっていた「航洋直接教育艦 晴風(武蔵戦最終形態)」を
明治以降の戦争が起きなかった架空歴史の未来を描いたアニメに出てくる駆逐艦ですが
本作では海の安全を守るブルーメイドを育てるための「教育艦」として活躍します。
艦船模型を製作したのは初めてだった為拙い部分はありますが…
一先ずほぼ完成です。
船の基本設定は太平洋戦争の駆逐艦「陽炎」がベースですが
所々に架空設定が盛り込まれています。
未来の世界は海面上昇とメタンハイグレード活用による地盤沈降が進み
多くの大陸の半分が海に沈み交通の主体は「水上バイク」が中心に
艦橋前には大型水上バイクの「スキッパー」が
これはランナーからの削り出し
3Dプリンタは欲しいけど様子見中です。(性能がどこまであがるのか?どこが良いのか検討中)
艦名札は自作
丁度良いインレタがあれば良かったのですが見当たりませんでした。
当然ながら艦のエンブレムも自作です。
プリンターで印刷した後
用紙を薄く剥がして厚みを抑えています。
出来れば貼付前に「白」を裏側に塗布しておけば発色が良かったかも…
制作を再開したのはガンタンク完成後
リノリウム甲板と煙突・艦橋と後部砲塔部の赤ラインの塗分けのマスキング処理に時間が掛かりました。
次回再び艦船模型を製作する機会があれば塗装の手順を考え直さないといけません。(良い勉強になりました。)
タイトルの「最終型」に触れますが
アニメ作中で数々の活躍の途中で「晴風」は2度の改修を受けます。
主に主砲と射撃装置の改修です。
1度目は 12.7インチ連装砲(陽炎のオリジナル)から 10センチ高角砲
九四式方位盤照準装置から九四式高射装置
2度目は 10センチ高角砲から Mk39.5インチ砲
九四式高射装置からMk37射撃指揮装置
最終戦の「武蔵」との奮戦が印象的でしたので設定を2回目の改修後の姿としました。
主砲は Mk39.5へ換装
艦後部には「四式四十糧噴進砲」
発射すると大量の爆煙を上げてしまう迷器ですが
作中ではその特性が生かされていました。
作品最後には無事に母港にたどり着き
乗員が下船後に力尽きて沈んでしまいますが
印象に残った残ったアニメ作品です。
特に作中で主人公が言っていた
「越えられない嵐はないんだよ!」は好きな言葉です。