授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

給食食べ終わるまで昼休み抜き

2018-05-03 07:43:55 | 学級経営
僕が小学生の頃、給食は残してはいけない時代でした。
当時、好き嫌いが激しく、キノコ類全般、エビ、サバ、ピーマン、肉の脂身、太く切ったネギなどが嫌いでした。

当時の担任は給食指導に熱心だったのでしょう。
食べ終わるまで、昼休みにしではいけないといわれ、みんなが外で遊んでいる間、しいたけが数個残ったアルミの器を前に、泣きながら座っていたのを覚えてます。

時には、担任がしいたけを無理矢理口に入れたこともあります。
僕は口を閉じて開けないようにするのですが、鼻をつままれて、息が出来ず口を開けたところに入れられます。
嫌いな味、匂いなので、オエッとなって吐き出しました。
で、怒られる。

担任が根負けして、大抵掃除の時間には、給食室に持って行き、調理員さんに泣きながら謝りました。

ある時は、担任が許してくれず、放課後まで給食とにらめっこして、外が真っ暗になるまで残されたことがあります。
他の先生はもういないし、校門は鍵を閉めたから、裏口から帰らされました。

誤解のない様に書くと、すごくよい担任で、いじめられっ子の僕の話を聞き、味方でいてくれました。僕が教師になるきっかけの1人です。

僕だけが残されたのではなく、みんな全部食べなきゃ昼休み抜きの時代でした。
昔はおおらかな時代でした。

もちろん、教師になった今はやりません。
食育はしますが、食べることに強制はしません。
やっても、もう一口食べてごらんと言うくらい。
一回で保護者からクレームが来て、裁判を起こされたら負けますよ。

それより、完食した子を褒めまくっていると、嫌いなものがある子も、頑張って食べなきゃという気になったりします。

一口食べた事を褒めればいいんです。
もう一口なんて言っちゃダメです。
1年間褒めてるうちに、完食できちゃったという子はたくさんいました。

もちろん、食べない子はそれ以上言わない。
教師の指導はここまでです。

ちなみに、人の味覚は成長とともに変わります。
今ではほとんど食べられる様になりました。
1番嫌いだったシイタケも、給食に出れば、子どもの手前、頑張って食べます。
家では妻にお願いして、嫌いなものは抜いてもらってますが(^_^;)


写真は美味しい焼きそば。記事とは関係ありません(^_^;)

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