授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

言葉を確定して教えよう

2018-07-22 20:22:08 | 学級経営

授業中、あやふやな言葉を使ってませんか。

昔、算数の授業研究を参観した時、授業者がだらだらと説明していました。

教室の1番後ろに机に突っ伏している子に、「何のことかわかる?」と聞くと「わかんない」と答えました。

教師は、子どもがわかるように説明しようとして、たくさん話します。しかし、たくさん話す中で、同じ事を違う言い方で言います。言い変えるたび、子どもは混乱します。

これは、脳科学の、ワーキングメモリーで説明できます。通常は7つぐらい。苦手な子は3つぐらいしか一度に覚えられません。

言い換えをすればするほど、話が長くなるほど、ワーキングメモリーからこぼれてしまうのです。

そして、子どもたちはそれぞれ違う言い方で覚えます。
テストをすると、同じ問題なのに、似た言葉の答えがたくさん出てきます。
これは、教師の話や問題解決学習のあやふやな話し合いのため、それぞれの子が勝手な解釈で覚えてしまうからです。

例えば、距離は、長い短いなのに、大きい小さいや、多い少ないと答える子がいます。

例えば、気温が暑いは間違い。気温は高い低い、上がる下がるです。

教師も、答え方が、ニュアンスが似ていても、正確でない答えにはバツをつけるべきです。

その前に、授業の中で、まとめや用語は正しく使わせます。
短く、正しい言葉を使い、言い換えない。

話し合いはしても良いけど、用語を教える際やまとめを書くときは、正しい用語を使い、子どもたちにも、この言葉を使うように言います。

正しい用語を使えることも、教師の仕事です。


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