授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

2学期2日目、スイッチを入れる

2018-09-06 00:07:33 | 学級経営
前回、2学期になったら子供を褒めて学校に来たがる素地を作る、と言うような話をしました。

次にやるべき事は、できるだけ早く夏休みモードを終わらせ、学校モードに切り替えさせると言うことです。

教師の世界では昔から、子供たちが夏休みボケして学校に来ると言うことが言われています。

家でだらけで過ごしていたせいで、学校生活の時間や規律が守れない。それから、教科書やノート持って来ない、持ってきても授業で教科書やノートを出さない、音読をしない、ノート書かないなどなど、すぐに学習に取り掛からない状態になっている子もいます。

この夏休みボケを放置していたら、子供はいい加減にやってもいいと誤学習をしたまま2学期がスタートしてしまいます。

このスタートでの誤学習は、下手をすると2学期いっぱい続き、学級崩壊の始まりとなってしまうこともあります。

そこで、子供を褒めると同時に、学校モード授業モードに入るスイッチを、教師が押してやらなければいけません。

では具体的にどうするかと言う事ですが、2学期2日目から、いきなり集中してやらなければいけない授業を仕掛けることです。

こういうことがわかっている教師は、初日から計算テストや漢字テストなどを行います。テストを行うことで、いやがおうにも勉強しなければいけないと言う気持ちに子供たちを追い込むのです。

テスト以外にも、1学期と同様の普通の授業をすることも大事です。

教科書の音読の時は、きちんと教科書を両手で持たせ、教師が期間指導して全員が読んでいるかどうかを確かめます。教師が近くに回ってくることで子供たちは緊張感を持って学習に臨むことができます。

最近多いのは、なぜかノートは書かなくてもいいと勘違いしている子が方が多いことです。なので授業の中で、こまめに板書し、その都度ノートに書かせ、確認する作業を行うことが必要です。

例えば、黒板に目当てを書いたら、 「ノートに写します。写した人持ってきなさい」と指示を出し、全員が書いているかどうかを確認します。

算数の練習問も「3問目までやったらと持ってきなさい」などと指示することが有効です。教師のところに持ってくると言う行為をさせることで、いい加減にやっている子たちも、周りの子がやっているからやらなければいけない、と焦り、やらなければいけない雰囲気を作っていきます。

そして持ってきた子には「ちゃんとやってきたね、えらいね、早かったね、正解だよ」などと声をかけて褒めることで、さらに誤学習が減り、逆に達成感、満足感を与えることができ、学習のスイッチを入れることができます。

2学期が始まって数日たったと思いますが、まだ、だらけている子や、ノートを書かない子がいたとしたら、それは誤学習が始まり学級崩壊の女が芽生えているのかもしれません。

教師の方が授業をしっかりやり、確認し激励することを取り入れて、すべての子供たちのやる気スイッチを入れてあげましょう。



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