東京都の明治神宮外苑の銀杏並木
100年の歴史をもつ東京の名所
この地の再開発が問題となっている。
東京都が指示し、三井不動産、宗教法人明治神宮、伊藤忠商事、日本スポーツ振興センターなどが開発案を提示している。
すでにひっそりとアセスメントも終了し、球場の解体が始まったようだ。
それに対し、日本イコモス、国会議員連盟なども反対して10万人の署名が集まったそうだ。
小池知事は無視しているみたい。さすが、いつもの小池調。
看板を見ると由緒正しい並木らしい。
実生の1600本から選ばれた140本。
100年たってほとんどが枯れることなく成長している。
イコモスといえば世界遺産の審査機関。
歴史的にも、文化的にも、価値がありそうである。
よく見ると、先端部がよろよろしている木もある。
再開発はお金のにおいがぷんぷんしている。
経済を優先するのは日本の文化かもしれない。
この迷走、どうなるでしょう。この銀杏の気持ちがわかります。
さびしいことです。
ではまた、ぶらり。