先日ふたたび日比谷公園付近に用事があったので、太さNo.1のイチョウの写真を撮った。
ほぼ公園の真ん中に噴水がある。その先にレストラン松本楼。
昔からある有名レストラン。リーズナブルの値段なのでランチはいつも混んでいる。
その庭にそびえている。
もともとはここにあったのではなく、少し離れた公園の角、交番のところにあったという。
それが伐採されそうになった時、当時の東大教授だった本田静六が、猛反対をした。
この木を切るなら俺の首を先に切ってからにしろ!!
かっこいいね。(最近、政治家でも教授でも、そういう人いない)
そんな曰く因縁のある木だ。
イチョウは当時から大木だったので、移植は難しいと思われていた。
具体的な様子は知らないが、なんとか移植に成功して、いまこの地にあり、レストランの客にも親しまれている。
最近、明治神宮の外苑の木も伐採計画があり、反対運動が起こっている。
切るのは簡単、生かすのは難しい。
デベロッパーから見ると、都心で木しかはえていない土地はもったいないのだろう。
外苑の森は木があってこその価値だと思うが。
さて、どうなるだろう。
そのうち、見に行こうかと思ている。
ではまた、ぶらり。