茨城県と千葉県の県境、利根川の出口は銚子。
日本有数の漁港でお魚がうまい。
ヤマサ醤油の街でもある。
犬吠埼をまわると屏風ヶ浦、そして九十九里浜に続く。
屏風ヶ浦は最近(2016年)国の名勝天然記念物になった。
この太平洋の荒波に削られた断崖絶壁は、東洋のドーバー?と呼ばれているらしい。
危険なので基本的に立ち入り禁止だが、一部に遊歩道がついている。
最近の名勝指定だが、安藤広重の浮世絵にもあるくらい、江戸時代から有名だったとか。
いまではロケやプロモーションビデオにも使われる人気のサイトという。
ということで、影絵ごっこを楽しんだ。
この地層は300万年から40万年くらいの間に海で堆積し隆起して、削られたという。
昔の海岸線はもっと沖にあったのであろう。
立派な崖である。
しかし、横浜の磯子区にも屏風浦があって、京浜急行の屏風浦駅がある。
(今の東京湾は波低いので、いつ削られたのか?)
千葉は国の名勝天然記念物になってはいるが、どこにでもありそうな海岸沿いの風景に思える。
まあ、いいか。
ではまた、ぶらり。
日が傾くと、別に屏風岩でなくても影は伸びる。