うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

屏風ケ浦:銚子の史跡名勝天然記念物

2021-09-26 23:00:00 | ドライブ

茨城県と千葉県の県境、利根川の出口は銚子。

日本有数の漁港でお魚がうまい。

ヤマサ醤油の街でもある。

 

犬吠埼をまわると屏風ヶ浦、そして九十九里浜に続く。

屏風ヶ浦は最近(2016年)国の名勝天然記念物になった。

この太平洋の荒波に削られた断崖絶壁は、東洋のドーバー?と呼ばれているらしい。

 

危険なので基本的に立ち入り禁止だが、一部に遊歩道がついている。

 

最近の名勝指定だが、安藤広重の浮世絵にもあるくらい、江戸時代から有名だったとか。

いまではロケやプロモーションビデオにも使われる人気のサイトという。

ということで、影絵ごっこを楽しんだ。

 

 

 

この地層は300万年から40万年くらいの間に海で堆積し隆起して、削られたという。

昔の海岸線はもっと沖にあったのであろう。

立派な崖である。

 

しかし、横浜の磯子区にも屏風浦があって、京浜急行の屏風浦駅がある。

(今の東京湾は波低いので、いつ削られたのか?)

 

千葉は国の名勝天然記念物になってはいるが、どこにでもありそうな海岸沿いの風景に思える。

まあ、いいか。

 

ではまた、ぶらり。

 

日が傾くと、別に屏風岩でなくても影は伸びる。

 

 

 

 

 

 

 

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銚子ポートタワー:太平洋に突き出したデベソ

2021-09-20 21:00:00 | ドライブ

利根川は茨城県と千葉県の県境である。

その河口の銚子は千葉県。

その先端は犬吠埼。

太平洋に突き出しているので、水平線を見ていると地球が丸く見えると言われる。

高台に銚子ポートタワーがそびえている。

今年開業30周年という。

これにのぼると地球の丸さが感じられるそうなのでのぼってみた。

水平線はまっすぐで、丸いのかも知れないが、写真を撮ってもよくわからない。

粗く打ち寄せる波を見るとその向こうに、我が町の筑波山が見えるではないか。

荒波のむこうに双峰がくっきりと見える。

 

ずっと引いてみるとこんな感じ。

 

太平洋に向かって世界に目を向けるつもりが、自宅の方向を見つめてよろこんでしまった。

コロナ収まらない現実と同じ、足元にも幸せはある。

今年もサンマは不良らしい。

 

でも、子供や若い人たちはしばらく辛抱したら世界に目を向けて欲しい。

昔と違って太平洋の向こうのアメリカという国に憧れはない。

なので対等に話ができるだろう。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

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ナラ枯れ:都会のオアシスにも

2021-09-12 21:00:00 | 自然

今日はちょっと東京の西部、吉祥寺に。

人気の街、住みたい街ランキング常に上位にあがる人気エリア。

ちょっと関係ある街で年に何度も行かなければならない。

吉祥寺駅の南には井の頭公園。池にはボートも浮かんで気持ちが良い。

都会のオアシスとして散策やランニングでいつも賑わっている。

マスクして走るのはつらそうだが・・

 

そんな人気の公園にあるグランド近くの大木が枯れている。

 

これはたぶん、ナラ枯れ病というやつらしい。

日本中、あちらこちらで問題となっていると聞く。

近づいてみると幹の周囲が白い粉、木くずが一面に広がっている。

 

太いブナ科の木に、ナラ菌をもったカシノナガキクイムシやってきて、フェロモンを発してたくさんの仲間を集めるという。

キクイムシについた菌の作用であっという間に枯れてしまうらしい。

幹には小さな穴があちらこちらに見られる。

3mmから5mmくらいの穴は、ここから虫が羽化して飛び立ったのだろう。

それにしても、すごい数の穴と木くず。

 

太い木ほどキクイムシを集めるらしい。

昔は薪や炭を利用するため、人里のナラの木は大木にならなかった。

今は公園の緑として大きな木は特に大切にされている。

大木の木陰は気持ちがいいもの。しかし、そんな木ほど狙われる。

里山の大木も枯れるというので、都市化の影響ではないのだろう。

自然のサイクルなのだろうか。

温暖化の影響とかもあるのだろうか。

自然は人の都合をきかない。

せっかく都会のオアシスになりつつあったのに、

思うような公園にはそう簡単にはならないということか。

 

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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蝶の楽園えるふ:イオンつくば

2021-09-05 23:00:00 | 自然

茨城県南部、つくば市のイオンモール構内に

「えるふ」農園という古民家風の店舗がある。

こだわりの野菜がそれなりの値段で売っている。品質が良いので客は多い。

 

その一角(長さ5m幅3m高さ4m位)に「蝶の楽園」がある。

ゲージで囲われ食草が植えられているが、たいてい蝶は飛んでいない。

 

先日、めずらしく蝶が乱舞していた。あれ?チョウだ。

夏休み最後で家族連れがおおいのに、中に入る人はいない。

 

中に入ると、蝶を放してる人がいた。

昨日、仲間と集めてきたそう。

(そういうことですか。この中で生態系が完結しているはずがないものね)

ここを管理している岡澤さんという方だった。

 

つぎつぎと三角紙に挟まれた蝶が飛び立つ。

ヒョウモンチョウの仲間(名前忘れた)

この名も忘れた。

名前はすぐに忘れてしまう。

 

そんな中で、アサギマダラ!

アサギマダラはネット上にたくさん登場するので人気の蝶らしい。

和歌山で放たれ香港まで飛んだという。その距離2500km。

いろいろな記事があり、ついつい読みふけってしまった。

黒いアゲハチョウ。

黒アゲハチョウとネット検索すると、ジャコウアゲハ、というのがヒットしたが、これがそうだろうか。

 

飼育網もセットされているので、時期によっては幼虫も観察できるのだろう。

 

蝶園といえば関東では多摩動物公園が有名だが、

ここは無料で、岡澤さんに会えるといろいろな話を聞ける。

「蝶の魅力をもっと見て知ってチョウだい」のしおりをもらった。

退職後?のよい趣味ですね。

 

ではまた、ぶらり。

 

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