大谷石(おおやいし)の本名「流紋岩質溶結凝灰岩」
栃木県宇都宮市の西側、大谷周辺の石材。
少し緑がかって多孔質。
経年するとくすんでくる。
(ダントーHPより)
地下数十~百メートルくらいの場所を掘り進んで採掘している。
古くは西暦800年ころから地元で使われていたそうだが、明治になって運送できるようになり、関東一円に出回るようになったそうだ。
旧帝国ホテル(フランクロイドライト設計)で使われ、関東大震災でも無事に残ったとして有名になったという。
その採掘跡が整備されだれでも見学できる。
今でも年間1万トンくらい採掘されている。
巨大な地下空間に圧倒される。
今は機械彫りだが、昔の手彫りの跡が確認できる。
もちろん日本遺産になっている。
猛暑の中を来ると、ひんやりとした空間は気持ちが良い。
半袖だと寒いくらい。
ここではCMやテレビの撮影も時々行われるようだ。
昔の搬出口から今は新車が入って撮影される。
または○○ジャーの着ぐるみが飛び跳ねる。
温暖化の熱気で?政治家も経営者も先生も苦しんでいる日本。
頭を冷やして将来を考えるのもいいものだ。
ではまた、ぶらり。