うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

大谷資料館:建築を支えた歴史的石材

2024-09-08 22:00:00 | ドライブ

大谷石(おおやいし)の本名「流紋岩質溶結凝灰岩」

栃木県宇都宮市の西側、大谷周辺の石材。

少し緑がかって多孔質。

経年するとくすんでくる。

(ダントーHPより)

 

地下数十~百メートルくらいの場所を掘り進んで採掘している。

 

古くは西暦800年ころから地元で使われていたそうだが、明治になって運送できるようになり、関東一円に出回るようになったそうだ。

旧帝国ホテル(フランクロイドライト設計)で使われ、関東大震災でも無事に残ったとして有名になったという。

その採掘跡が整備されだれでも見学できる。

今でも年間1万トンくらい採掘されている。

 

 

巨大な地下空間に圧倒される。

今は機械彫りだが、昔の手彫りの跡が確認できる。

もちろん日本遺産になっている。

 

 

猛暑の中を来ると、ひんやりとした空間は気持ちが良い。

半袖だと寒いくらい。

 

 

ここではCMやテレビの撮影も時々行われるようだ。

昔の搬出口から今は新車が入って撮影される。

または○○ジャーの着ぐるみが飛び跳ねる。

 

温暖化の熱気で?政治家も経営者も先生も苦しんでいる日本。

頭を冷やして将来を考えるのもいいものだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

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ガーデンパーク シェル:貝塚忠三郎商店はバラとつくだ煮

2024-05-25 19:00:00 | ドライブ

友人からいただいたつくだ煮がおいしかった。

霞ケ浦周辺には何件かつくだ煮製造業がある。

時々お土産などにつかったり、自家用で食べたが、これはおいしい。

いただきもののせい?

中の栞に貝塚忠三郎商店とある。

グーグルマップで探して訪ねてみた。

 

車で約1時間。近いようで結構かかった。

近隣まで来たが、集落内の道が狭くてよくわからないので、歩いて探す。

軽自動車が通れるほどの路地を入って数件目に見つけた。

聞くと、そこは本店。

だが、バラ園を併設した支店が近くにあるという。

ガーデンパークシェル(貝塚の貝=シェル)

来た道を戻って探すと、広い道に面してとても入りやすい。

とてもつくだ煮屋には見えないので、来るときには気づかなかった。

 

 

3300m2もの敷地に、バラだけでなくいろいろな春の草花が咲いたイングリッシュガーデンである。

平日の午前中だが、数組の来客が庭園を散策している。

 

 

おしゃれな小屋なども作られて、雰囲気を出している。

ここまでするには大変だったとおもう。

入場無料

管理の手間を考えると相当経費も掛かっていると察するが、好きなのでしょう。

 

おいしいつくだ煮とっともに、すてきなガーデンを見つけた。

 

つくだ煮屋の創業は100年以上前、

イングリッシュガーデンはオープン10年という、

これからも長く続けていただければと思う。

 

ではまた、ぶらり。

 

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常磐道中郷SA:野口雨情の歌の世界

2024-04-28 11:00:00 | ドライブ

常磐道を北上すると、日立市の長いトンネルが続く。

日立市は山が迫った海沿いの街

ウナギの寝床といわれ、この地の国道6号線は渋滞常習のエリアだったそうだ。

そのため、常磐高速道は山腹をまっすぐトンネルで貫いている。

 

眠気を感じるころようやくトンネルをぬける

最初のサービスエリアが中郷(なかごう)

食堂と売店がある中規模のSAだ

駐車場の周辺に雑木林と池があった。

この町出身の野口雨情の休憩所とか

 

最近の子供はどうかしらないが、

誰もが知る童謡をたくさん作った詩人だ。

「青い目の人形」

「赤い靴」

「シャボン玉」などなど

 

 

石に刻まれた歌詞とブロンズ像

作曲家の中山新平も写真入りの説明文がある。

 

 

みなさん用事をすませると、車に戻ってすぐに出発する。

時間に余裕があったので、だれもいない公園を回って、ベンチに腰掛け、

春の日差しを浴びながら、30分ほどのんびり休んでみた。

 

初春の茨城県と福島県の県境である。

ではまた、ぶらり

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大串貝塚:縄文の斜面

2024-02-18 19:00:00 | ドライブ

だいだらぼっちを紹介したが、その公園に貝塚がある。

茨城県の大地のヘリには貝塚が分布している。

これは国の史跡なのでちょっと格が上のようだ。

時代は縄文時代前期(7000~5500年前)という。

 

 

よく見ると、貝類のほか、猪やシカの骨、タイやスズキ、エイなどの骨がみられる。

けっこうグルメのだったようだ。

 

ゆるやかな斜面のすそに大量に堆積した貝がらうまっている。

ガラス越しに見えるが、電話で連絡すれば係の人がカギを開けてくれると書いてある。

電話はやめておいた。

 

 

数千年かかっても貝は残っている。

 

我が家のコンポストに貝殻がふえてきた。

やっぱり貝を入れてはいけないと、家族に注意するのであった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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発酵市場こうざき:利根川をこえて

2023-10-29 15:00:00 | ドライブ

高速圏央道を成田方面にすすんで利根川を越える。

茨城県から千葉県に入る。

橋を越えてすぐのIC神崎を降りて右手に進むと、道の駅こうざき、がある。

ここで初めて神崎は「こうざき」と読むことを知る。

発酵市場と銘打っているので立ち寄る。

最近は「菌活」が流行っている。

比較的新しい道の駅らしい。

 

天気の良い週末のせいか駐車場はほぼ満車。

道の駅には必ずある新鮮野菜が目に入る。

なま落花生300円と冬瓜200円を買った。

 

木樽があるので発酵市場に期待して店内に入る。

店内はこんな様子(HPへ

醤油やみそ、麹のお菓子などが売っていた。

期待感が大きかったので。。。

糀ばあむ200円を買って店を出る。

 

その先にレストラン「オリゼ」

オリゼとは、コウジカビである。

Aspergillus oryzae (Ahlburg) Cohn ニホンコウジカビ

 

ここも期待してのぞいたが麺類や定食など一般的なセルフの食堂であった。

ちょっとばかり残念な思いで先を急いだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

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