県境をこえてしまうが、利根川の対岸、香取神宮は鹿島神宮に近い。
成田方面への高速にのって佐原香取ICでおりてすぐ。
下の道でもすいていれば15分程度のようだ。
以前は特別な神社だけが「神宮」と呼ばれた。
それは伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮のたった3社しかなかった。
香取神宮も行くしかない。
参道は土産物屋がならび、どこも同じような観光地の雰囲気。
少し登って左に折れ、階段を上ると、社殿が。
檜皮葺がとても美しい。
古い神社で神武天皇18年に創基とある。
神武元年が西暦の紀元前660年とされているので、紀元前642年になる。
(この辺りの年代の議論は江戸時代から多事争論というwikipediaの記事)
正確な年はともかく、昔々からこの地にあったのだろう。
本殿や楼門などは元禄13年(西暦1700年)造営で国の重要文化財。
「ブラタモリ」では、鹿島、香取は北の蝦夷に睨みをきかせるために作られたと紹介されていた。
国家は最強パワーを置いたのだろう。
今でもパワースポットと呼ばれて人気がある。
お詣り後、駐車場へ向かう横の道を通ると、
天真正伝神道流始祖、飯篠長威斎(いいざさちょういさい)の墓への案内板があった。
将軍足利義政に使えたというので、1400年代後半ころの人。
道を左にそれて少し進むと、緑泥片岩の素朴な墓があった。
緑泥片岩は緑色をした広域変成岩で、庭石などに好まれる(三波石など)
(岩石を語るなど、ブラタモリのようになってきた)
この墓石の上部がばっさりと切ったようにかけている。
墓前には新しいヒサカキが供えられ、手入れは行き届いき、今も大事にされている。
ではまた,ぶらり。
35.886088, 140.528805
35.884820, 140.526633