ご縁があってヤマハ楽器を見学した。
静岡県は浜松市へ新幹線でgo!
海外の楽器メーカはピアノ、ギター、etcの専門業者が一般的だが、ヤマハはほとんどすべての楽器をつくり、世界に向けて販売する稀有な会社という。
本社では横断歩道がピアノの鍵盤というシャレたデザイン。
もちろん公道ではないからできるのでしょう。
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イノベーションロードという展示室がある。
ピアノやギターなどヤマハ製品の製造工程や古くから最新のモデルまで展示されている。
アコースティックの工程はこんな感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/1c/c2e58b4b9c057f0e52c2355e1a90c616.jpg)
エレキギターも並ぶ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/79/65d40a634c91cb983b31f731b59bc706.jpg)
なぜか入口に白熊の親子が気持ちよさそうに寝ている。
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車で30分ほど移動して掛川工場に。
ここではピアノを作っている(写真は撮れません)。
行程に分けて作業するので、ピアノが職人さんの間を移動していく。
ピアノは木材製品なので、輸出する地域別に温度湿度を調整した部屋でしばらく寝かせないと狂うらしい。
見学できるのは比較的汎用品のピアノようだが、それでも同じ工程で作ったピアノが3台並んでいて、それぞれ微妙に音色の違いが楽しめる。
購入する前に弾いてみて自分の好みのピアノを選べるそうだ。
プロ用のはすべて手作りで別の建物で作られているそうだ。
ショールームでは様々なピアノが並んでいる。
エルトンジョンが使ったピアノが入口に並ぶ。
別室ではリヒテルが引いたピアノ。
これを自分で弾くことができる。
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まことに残念ながら、自分でできる楽器はない。
アナログ、アコースティックな世界からデジタルの世界が優勢になる中で、ヤマハは両面の製品を作るため、多様な人材を抱えているようだ。
プロになればハイエンドな楽器を使うのだろう。
でも、子供たちを含め、音楽のすそ野を広げるという意味では、ヤマハとか河合楽器は大事なメーカーだと思う。
予約が必要だが、音楽が好きな方にはおすすめのお出かけコースである。
ではまた、ぶらり。