常磐線ひたち野うしく駅からつくば方面、学園西大通りを北に行く。
住宅地がきれたその先に,木がこんもり茂ったところがある。
八幡神社である。
八幡宮は全国にあるが,大分県の宇佐神宮が総本社とか。
何本ものスギの大木に囲まれた,それなりに由緒のある神社らしい。
境内に入ると社殿は大きい。
だが,閉められていてちょっと寂しいし,殺風景でもある。
ケヤキの大木の横の鳥居は新しい。最近,建て変えられたようだ。
少し前の写真には江戸享和2年という背の低い鳥居が写っていた。
裏に回ると,
鹿島神社も祀られている。
境内は広い。
小さな土俵まである。
昔は子供達が相撲をとって遊んだことだろう。
お祭りで奉納相撲などあったのかもしれない。
でも,最近はしばらく誰も使っていないようで,俵も大分痛んでいる。
調べてみると、この神社は1623年にこの地に移されてきたという。
牛久市の文化財保護員の栗原氏のウェブサイトにこの辺りの歴史を詳しく調べた資料があった。
なぜこの地に源氏の守護神である八幡神があるかなどの解説もあり,地方史の勉強になる。
それなのに,今は寂しい神社である。
西大通りを近くの牛久英進高校の生徒達が歩いたり自転車で駅に向かっている。
自分もそうだったが,若い子はまったく興味ないだろうなあ。。
彼らも年齢を重ねると関心を持つようになるのだろう。
不思議だ。
ではまた,ぶらり。
八幡神社
36.014423, 140.146025