うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

みのむし(蓑虫)みつけた

2019-10-26 12:00:00 | 自然

玄関のチャイム郵便受けにミノムシをみつけた。

はじめは表札の所にいた。触ってみた。これってミノムシだ。

 

急いで家に戻ってカメラをもって戻る。あれ,いない。

落ちたのかと思って下を探したが,いない。

柱の裏に移っていた。けっこう速く動くのだ。

 

(実は人生初めてみたミノムシです)

 

ネットで調べるとミノムシは何種類かいる。

この写真はミノムシが45度に傾いていて,小枝が多いので,チャミノガのようだ。

 

ミノムシに寄生するハチがいる。

寄生バチが増えて,ミノムシが近年大幅に減ったそうだ。

でも最近,また見られるようになったという記事もある。

 

オオミノガがよく調べられていて,いろいろな情報がネットにある。

メスは羽がなくて,一生ミノを着ているらしい。

その交尾の様子などを調べたサイトなどもあり,面白い生態が書かれている。

 

皆さんの周りにもいると思うが,簡単には見つからない。

経験者や昆虫好きに教わると良いが,辛抱強く探すと見つかるでしょう。

一度見つけるとわかってくるが,最初はかなり難しい。

ファーブルではないが虫を追い求める昆虫愛好家は本当にすごい人たちと思う。

たとえ変人と言われても,愛好家は自分の人生をだいじにしている気がする。good!

ミノムシも見ないが,簑は博物館に行かないと見ないもっと貴重なものだ。 

 

ではまた,ぶらり。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャベツ収穫機:茨城の農業機械化

2019-10-19 12:00:00 | 農業

牛久から6号を水戸方面へ車で1時間くらい。茨城県茨城町。

そこでキャベツの収穫マシーンをみる機会があった。

 

キャベツの地際にのびたカッターが根を切断して、キャベツが登っていく。

後ろには包丁をもったおばさまたち。

出荷用に外葉を落とし手際よくかごに並べていく。

 

 

この機械を導入してから、収穫のため腰をかがめる作業がなくなったので、たいそう仕事が楽になったそうだ。

ただまっすぐに運転すればよいというものではなく、収穫する歯先の位置を手元のコントローラを微妙に動かしてキャベツをとらえているらしい。

操縦するのは若い兄ちゃん(息子さん)。

コントローラーの微妙な作業はゲームと同じで楽しいだろうが,お父さんじゃ無理だ。

カッコイイ農業も必要だ。
 
機械は1千万近くするらしいが、元は取れる。後継者がいて頼もしい!
 
がんばれ茨城農業。
 
 
ではまた,ぶらり。
 
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛久の名所は何?:茨城国体終わって、台風過ぎて

2019-10-14 12:00:00 | 行事

土曜日はすさまじい台風(19号,2019年10月12日)が過ぎていきました。

被害はなかったでしょうか。牛久の地形は水害や土砂災害は比較的少ないかもしれません。

でも,竜巻や地震もありますので,日本はどこでも自然災害のリスクはあります。

 

茨城国体も終わってしまいました。

なんか,あっという間でした。

牛久体育館の空手を見ただけで終わってしまいました。

歓迎の旗も撤去され,寂しくなりました。

 

旗をよく見ると,4カ所の観光スポットが紹介されています。

 

1 牛久シャトー(レストラン等の経営が終わって寂しい)

2 牛久大仏

3 雲魚亭

4 うしくカッパまつり(スポットではなく行事)

 

雲魚亭はちょっとマイナーだと思いますが,牛久市民なら知っているでしょう。

小川芋銭のアトリエで,市の指定文化財です。土日や祝日のみ公開されています。

ちょっと遠いですが,内部も公開されているそうなので,そのうち訪れてみたいです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カヤの根:イオンモールつくば、えるふ農園

2019-10-05 12:00:00 | 自然

牛久のとなり、つくば市の南にあるイオンモールつくばがある。

(イオンモールは全国津々浦々にありますが)

イオンつくばの敷地、イオンの東隣にある「ふえる農園」の入り口付近に、掘り出したカヤの根が展示されていた。

茨城県北部の八溝山系にあった目通り1mの老木(たぶん目の高さの直径)の根を掘り出したとある。

 

風雪に耐えて生きてきた根、と紹介されている。

根の太い部分しかないが、根どうしが融合してネット上になっているのがわかる。

細かい根はもっともっとたくさんあり、何倍にも広がっていたことだろう。

 

カヤは常緑針葉樹で、庭木や生け垣にもつかわれ、公園や神社でも見かける。

葉の先端はとがっていて、握ると痛い。(下の写真)

 

成長は遅く、高級な碁盤や将棋盤に使われることで知られている。

特に宮崎産のものが良いとされているらしい。

色艶が良く、弾力があって、音がひびくなどと書かれている。

将棋も碁もやらないが、ちょっと値段を調べてみた。高知の専門店、前川榧碁盤店。

10年以上自然乾燥された単板で2,3万円だが、足つきの高級品は70万から100万近くする。横から見ると年輪が美しい。つまり盤面は柾目なのだ。

丁寧に扱って、使い込んでほしいとの説明がある。

丹精込めて作った商品なので、愛着をもって丁寧にあつかってほしい、という制作者の気持ちはわかる。

 

カヤの実は食べられるそうで、縄文遺跡からも出土するというから、日本人は古代からカヤを利用してきたようだ。

ヤニ臭いので、あく抜きが大変という。

山梨県にはカヤ飴があり、縁日に屋台などで売られる様子やその作り方がネット検索にでてくる。

機会があれば食べてみたい。

 
ちなみにイヌガヤという木もある。
 
こちらは質が悪く、使えないからイヌとついたのでしょう。
 
(この場合のイヌは、最近の愛玩犬のイメージはない。)
 
葉を握っても痛くないので区別がつく。
 
カヤより柔らかい感じ。(下の写真) 

 

 

ひたち野うしく東口からバスがある。約15分、260円(2019年)。

この付近のバス路線では本数も利用者が多い方だ。

 
茨城県つくば市稲岡66−1
36.035904, 140.135485
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする