うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

つくば市洞峰公園:市民の心と体の健康のために

2024-06-30 15:00:00 | 自然

茨城県つくば市の中心部に洞峰公園(どうほうこうえん)がある。

緑豊かな公園で、テニス、サッカー、野球、体育館、50m室内プール、ジョギングコール、子供の遊具などがあり、家族で楽しめる。

つくばの研究学園都市ができた当時からあるのでもう50年以上市民に親しまれてきた。

つくば地区の開発は国家事業だったため、公園も国設でつくられて、その後、茨城県が管理していた。

 

 

週末など多くの市民が集い、汗を流している。

樹木も大きく、緑豊かで気持ちの良い公園である。

 

カフェレストランもあって、

散歩するだけでも半日は楽しめる。

 

真ん中に池があり、冬にはカモなどが飛来する。

芝生にシートを敷いて家族連れが集っているのを見ると、セントラルパークのよう。外国人家族に人気のあることも納得できる。

 

この公園の施設も老朽化がはじまり、緑地の維持管理費も莫大にかかるため、県は民間業者に一部を貸し出して、グランピングなどで収益を上げようとした。

茨城県知事はドワンゴの副社長などの経歴がある。発想が大胆だ。

それにつくば市が反発し、市民運動の応援団もいて、結局、県知事はそんなに文句言うなら自分でやれと、無償で市に譲渡された。

さて、めでたしめでたし。しかし市の財政はもっと苦しい。

これからどのように管理されるのだろう。

 

にぎわっているといっても東京都内の大きな公園にくらべれば1割も人はいない。

そこがいいところなのだが、この良質な環境はどうやって維持されるのだろう。

 

ではまた、ぶらり。

 

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日比谷公園工事中:ユリが見ごろに

2024-06-23 14:00:00 | 名所

日比谷公園が工事中だ

緑の絵を書いた囲いが噴水の南にひろがり通行止めになっている。

いつもは芝生とバラが咲いているはずだが。

 

一部が透明で中をのぞけるようになっていた。

好奇心を満たしてくれる。

全部表土をはがして袋に詰めてあるらしい。

 

 

工事説明の看板によると段差をなくしてバリアフリーにするという

 

ついでに広場も増やすようだ。

明治神宮外苑のもめごとがあるからか、樹は残す、

または動かすが、一本も切らないとうたっている。

 

そんな工事の先に、ユリがたくさん咲いている。

まだ白いユリがほとんどで、これから色のあるユリが咲きそうだ。

 

ユリの遠景が新しくできた高層ビルなのはやはり東京の景色。

ちょっと寂しくもあるが、高原に来たような気分を一瞬感じさせてくれる。

 

足早に先を急ぐ人たちが多く、都会のオアシスは目に入らないのだろう。

今週からは都知事選の選挙カーも行きかうかもしれない。

咲き誇るユリは東京の時間をまとわず静かに咲くだけだ。

 

ではまた、ぶらり。

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筑波山知足院中善寺大御堂:千手観音菩薩

2024-06-16 18:00:00 | 神社仏閣

筑波山神社の横に大御堂がある。

筑波山にはなんども行ったが、初めて寄った。

 

延暦元年(782)年に建立されたとある。

山岳信仰で筑波山中腹に位置し、信仰を集めたようだ。

江戸になると徳川綱吉のバックアップで発展したそうだ。

江戸に別院までつくられたという。

しかし、明治政府の廃仏毀釈で廃寺に追い込まれた。

 

その後、昭和初期に筑波山大御堂として復興にされ、

東京文京区の真言宗豊山派護国寺の別院という。

令和2年には新しいお堂ができた。

まだ新しく、ピカピカしている。

中の千手観音菩薩(千手千眼観自在菩薩)はピカピカである。

(残念ながら撮影禁止でした)

 

振り返るとつくば市方面が眼下に。

 

ちなみに、ここは坂東三十三観音第25番霊場

御朱印ももらえるらしい

 

この横の道が筑波山登山口の近道なので(神社を迂回)、そこそこの人が通っている。

でも、ここに立ち寄る人は少ないようだ。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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カキツバタ:金屏風の世界

2024-06-09 11:00:00 | アート

梅雨時の花といえばアヤメやカキツバタ

雨にけぶる風景の中の実物もよいけれど

4月に東京の泉屋博古館で木島櫻谷展で金屏風のカキツバタをみた。

これだけ写真許可されたいたのでファイルから掘り出した。

 

 

尾形光琳のは根津美術館にあって定期的に公開されているが、

それにくらべちょっとポップな雰囲気があってこちらも素晴らしい。

 

泉屋博古館は初めて行ったが、

地下鉄神谷町から緩いの上り道が大きな街路樹で整備されて都心とは思えない

落ち着いた小さな美術館だ。

 

木島櫻谷をwikipediaで調べると、大正時代に活躍した京都の画家。

昭和になって画壇から離れ隠遁生活を送ったようだが、

最後は電車にひかれて62歳で亡くなっている。

 

ではまた、ぶらり。

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