ときぶーの時間

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怒号と暴言と。

2012-09-03 08:23:05 | 日記
NO-226
昨日の夜、横浜に帰って来たが昨日は福島も午前中から時々、滝のような雨が降り横浜に帰って来た時も強烈な雷と強い雨で、乾ききった土もこれで少し潤うかも?

富岡町の松村の山からの湧水も涸れて、水受けの大きなバケツ(漬物用)2つが空だったのを思い出し、この雨で少しは以前の姿を取り戻してくれればと思った。ちなみに昨日の富岡は大雨洪水警報が出ていた。

3日ぶりの更新になるけど、今回はふるさと富岡町の住民説明会があり福島に帰ったが、大きな不満だけが風船のように膨らみ、どこにこれをぶつけたら良いのか?もういい加減にしてくれと言いたい。


9月1日会場になったいわき明星大学の構内にある児玉記念講堂を目指して歩く川崎からの住民。

今回の住民説明会は富岡町の区域見直し。帰還困難区域。居住制限区域。避難指示解除準備区域の3つに再編するとのことで会場に詰めかけた住民は、誰もがそれを知りたくて駆けつけたはずだ。

それなのに富岡町の遠藤町長は開会のあいさつで、「上下水道の復旧などのインフラ整備や除染などの問題を考えたら、とても6年は帰還宣言は出来ない!町会議員全員で決議したこの宣言どおり今後も戦って行きたい。」と・・・・・

これに対していわき選出の国会議員の吉田泉氏が、国の方針を説明しだし次に経済産業省から環境省へと長い説明が始まったが、この時点で住民は怒りを抑えられない人もいて、最後の質疑応答で彼らの怒りが爆発した。


国の機関の説明者。

「首長が帰せないって言っているのに国会議員のあんたは何を言ってるんだ!あんた同じ被災地の国会議員だろ!被災者の気持ちが分からねえのか?同じ仮設住宅に住んで住民の気持ちになってちゃんと仕事をしてみろ!」とか環境省のオフサイトセンターの担当者は、「オフサイトセンターの馬鹿野郎!お前ら言ってることがおかしくねえか?」とかTV取材のクルーが来ているのに大荒れの質疑応答になった。

僕は早々とこの会場を出た。この質疑応答を聞けば、この説明会が何の意味も持たない説明会であったことが分かるからだ。3つの区域に再編したい国と6年間帰還宣言をしないと決めた富岡町の遠藤町長との戦いがこれを決める。

だからこの先、どのようになるのか?全く分からない状況なのだ。今秋にも再編と言われていたが、当分は答えが出そうにないのではないだろうか?

僕の知人も神奈川県川崎市から福島のいわき市に、そして次の日の2日には東京の清瀬市から郡山の会場に向かった人たちも「何を信じていけばいいのか?全く分からない」とこれを嘆いていた。


体調を崩した僕に、義兄が取ってくれた宿。温泉につかってゆっくり休めと・・・これが一番嬉しかった。

こんな説明会もないよなあ~。こんな説明会ならやらねば良かったのに・・・本当にがっかりしたのは駆けつけた住民で、僕が出席したいわきの会場では1400人余りの住民ががっかりして帰ったと思う。これからこんな事でも書き続けて行こうと思います。













コメント
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