NO863
みなさん、おはようございます。
昨日は、久々の雪にびっくりしました。
暖冬だからと気を緩めていたのですが、やっぱり冬なんですね。
スタッドレスタイヤに取り換えておいて良かったです。
今日はみなさんからご支援頂きました支援物資の受け取りのご報告をさせて頂きます。
伝票NO3020-4434-5816 A.K様 バミューダヘイ25kg・他
伝票NO3010-2391-8634 Y.H様 にんじん2ケース・他
伝票NO3021-1966-618 社団法人ふるさとと心を守る友の会 バナナ12kg
伝票NO3020-4434-5680 H.O様 牧草MIX
伝票NO3020-4434-5746 M.N様 バミューダヘイ25kgX3個
伝票NO4020-6987-0031 K.N様 にんじん
伝票NO4020-6978-5611 Y.F様 にんじん
(順不同 複数小口は伝票NO省略 イニシャル違いの時はお許し下さい)
みなさま、ご支援本当にありがとうございました。
心から感謝し厚く御礼を申し上げます。
これからも応援よろしくお願いいたします。
隣にいるお父さんの話を聞いてあげる松ちゃん。
今回は松ちゃんに相談したいことがあって会いに行ったのですが、いろいろと考えてくれて嬉しかった。
彼もいろいろ大変なのに仲間の畜主さんを手伝ってあげるやさしさが同じように僕の中に入って来て心にしみた。
松ちゃんの餌置き場の隣には、除染で出た放射能汚染物の黒い袋が日に日に増えている。
あと2ヶ月くらいで震災から5年目を迎えますが僕にはあっという間の5年でもあり、長かった苦悩の5年でした。
自分も家族の事を考えると帰還出来ないと強く感じる今日この頃です。
この日、僕はいわきのスーパーで元部下の女の子に会った。
神奈川に避難していたのだけど、いわきに戻り家を建てて暮らしていると聞き少し安堵した。
発酵し栄養価の高くなった少し臭いの強いわらを食べる牛たち。
松ちゃんが言っていた「5年が限界!」を、元部下の子から同じように言われ納得。
除染がまだ終わらず、中間貯蔵施設(最終処分場?)の建設も遅々として進んでいない。
富岡町も最終処分場の受け入れを表明し、これによりまた帰還を諦める人も増えると思う。
この受け入れについて「仕方ねぇことかもしんねぇ~事だけど、もうちょっと何とかなんねかったんだべか」と言っていた松ちゃん。
僕は今回富岡の自宅の家財の処分をした。
かみさんと娘に家財は処分してほしいと懇願され、思い出があるものや家財に対するそれぞれの思い入れがあるもの全てを処分した。
家財が運び出され粉々に壊されていく様を見て、胸が締め付けられた。
家を壊すとなった時はもっと辛いだろうな。
前回美味しいりんごをもらったので、今回も頂戴ポーズをとったヤマ君でしたが、今回は持って行かなかったのでごめん。
僕の家の中は家具から食器から何から何まで形あるもの全て無くなり、がらーんとした部屋になった。
10数年前に家を建ててこれから入居する時と同じ姿になったが、あの時の希望溢れる思いとは真逆で自分の心の中に一抹の寂しさや虚しさでぽっかりと大きな穴が開いた。
形あるものが無に変わるその宿命を垣間見ました。
今の状態で僕たちは今年の5年目の節目をどのように迎えるのだろうか?
17日は阪神淡路大震災から21年目を迎え兵庫では慰霊祭が行われていましたが、あれからもう21年経つのですね。
起きてしまった事をいつまでも憂いている訳にもいかず、前を見て歩くしかないのですが・・・。
元部下の女の子は家族を津波で亡くし未だご遺体が見つからずにいるんです。
それを思うと泣き事ばかり言ってられない。
今日も一日頑張って来ます。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
みなさん、おはようございます。
昨日は、久々の雪にびっくりしました。
暖冬だからと気を緩めていたのですが、やっぱり冬なんですね。
スタッドレスタイヤに取り換えておいて良かったです。
今日はみなさんからご支援頂きました支援物資の受け取りのご報告をさせて頂きます。
伝票NO3020-4434-5816 A.K様 バミューダヘイ25kg・他
伝票NO3010-2391-8634 Y.H様 にんじん2ケース・他
伝票NO3021-1966-618 社団法人ふるさとと心を守る友の会 バナナ12kg
伝票NO3020-4434-5680 H.O様 牧草MIX
伝票NO3020-4434-5746 M.N様 バミューダヘイ25kgX3個
伝票NO4020-6987-0031 K.N様 にんじん
伝票NO4020-6978-5611 Y.F様 にんじん
(順不同 複数小口は伝票NO省略 イニシャル違いの時はお許し下さい)
みなさま、ご支援本当にありがとうございました。
心から感謝し厚く御礼を申し上げます。
これからも応援よろしくお願いいたします。
隣にいるお父さんの話を聞いてあげる松ちゃん。
今回は松ちゃんに相談したいことがあって会いに行ったのですが、いろいろと考えてくれて嬉しかった。
彼もいろいろ大変なのに仲間の畜主さんを手伝ってあげるやさしさが同じように僕の中に入って来て心にしみた。
松ちゃんの餌置き場の隣には、除染で出た放射能汚染物の黒い袋が日に日に増えている。
あと2ヶ月くらいで震災から5年目を迎えますが僕にはあっという間の5年でもあり、長かった苦悩の5年でした。
自分も家族の事を考えると帰還出来ないと強く感じる今日この頃です。
この日、僕はいわきのスーパーで元部下の女の子に会った。
神奈川に避難していたのだけど、いわきに戻り家を建てて暮らしていると聞き少し安堵した。
発酵し栄養価の高くなった少し臭いの強いわらを食べる牛たち。
松ちゃんが言っていた「5年が限界!」を、元部下の子から同じように言われ納得。
除染がまだ終わらず、中間貯蔵施設(最終処分場?)の建設も遅々として進んでいない。
富岡町も最終処分場の受け入れを表明し、これによりまた帰還を諦める人も増えると思う。
この受け入れについて「仕方ねぇことかもしんねぇ~事だけど、もうちょっと何とかなんねかったんだべか」と言っていた松ちゃん。
僕は今回富岡の自宅の家財の処分をした。
かみさんと娘に家財は処分してほしいと懇願され、思い出があるものや家財に対するそれぞれの思い入れがあるもの全てを処分した。
家財が運び出され粉々に壊されていく様を見て、胸が締め付けられた。
家を壊すとなった時はもっと辛いだろうな。
前回美味しいりんごをもらったので、今回も頂戴ポーズをとったヤマ君でしたが、今回は持って行かなかったのでごめん。
僕の家の中は家具から食器から何から何まで形あるもの全て無くなり、がらーんとした部屋になった。
10数年前に家を建ててこれから入居する時と同じ姿になったが、あの時の希望溢れる思いとは真逆で自分の心の中に一抹の寂しさや虚しさでぽっかりと大きな穴が開いた。
形あるものが無に変わるその宿命を垣間見ました。
今の状態で僕たちは今年の5年目の節目をどのように迎えるのだろうか?
17日は阪神淡路大震災から21年目を迎え兵庫では慰霊祭が行われていましたが、あれからもう21年経つのですね。
起きてしまった事をいつまでも憂いている訳にもいかず、前を見て歩くしかないのですが・・・。
元部下の女の子は家族を津波で亡くし未だご遺体が見つからずにいるんです。
それを思うと泣き事ばかり言ってられない。
今日も一日頑張って来ます。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。