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夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

路傍の野の花

2022-05-09 05:17:33 | つれづれ
工房への行き来の道すがら

名もない路傍の花が美しい


人も

何かのステイタスとか鎧とか

煌めくものを脱ぎ捨てたとしても

こんなお花のような美しさがあれば

何だか人生楽しくなる気がします。



なぜ便利な都会に工房作らないの?

なぜ京都という価値を大切にしないの?

最近よく言われます。

昨日も「風のうわさに」

と、お買い物のときに聞かれて

あら、知らないうちに広まってる。と、ビックリしました。(笑)

別に京都捨てるわけでもなく

別天地に工房作るんです。

行き来しますけど。

まちなかで大きな音を立てて作れないだけです。(笑)



本当のところはどこで創作するのかは関係ないのかもしれません


どこにいようが

誰かがステイタスつけてくれなくても

ただ黙々とつくっていたらいいんだと
想うのです



価値とかお金とかは自分でつけようとするものではなく

気がついたらそこにあった

くらいでいいので

ステイタスとか

そういうものは

創作する作家の考えることではない気がします。


必要なことは

毎日毎日作り込んでる

ワクワクしながら表現している

たった一人の自分なんだなあと大切に想うこととか



最近私は随分心も軽く楽しくつくれています。

それはやっと

自分の事を少し好きになったからで。

不器用でも

とにかく自分のできることをコツコツとしていきたいからで。



仕事帰りに長男が照れくさそうに

小さなケーキひとつ。

母の日のプレゼントなのだなと想い

「ありがとう」と言いました。



夢を見ました。

3人の子供たち育てるのに必死になってた頃の夢(笑)

なぜか作品を展示しているのだけれど

木に描かれた絵もたくさんある。

個展会場で

お客様から急な絵の描いてある木の縁取り加工の依頼を頂いて

家に戻るとトリマーでトリミングできるけど

この場でそれをしろと?

どうすれば彫刻刀一つでトリミングできるかをすごく考えてました。

子供たちを個展会場近くの宿で眠らせてから夜にその宿で新聞紙広げて

お客様から渡された円形の木の端を

彫刻刀で一生懸命縁取り彫刻する夢。(笑)

夢の中なのに

「こりゃ徹夜だわ」

と、想ってました。


若い頃めちゃくちゃしてた自分のことをふと思い出した夢でした。

早朝目が覚めて

安堵した。

もう今はそんなことをしなくていいんだ

自分に言いました。


コンサートプログラムに

このような詩が。

下手なドイツ語発音で読みました。

あー。

ドイツ・リート

聞きたい。

コロナのせいで

なかなか声楽の小さなコンサートが復活しない。

大好きなのになあ。


今度の紙芝居は難産で

おるごーる作るようなわけにはなかなかいかないので

実はいつもながら苦戦しますけど

新しい試み入れて

創作の種としますかあ。(笑)

いつもながら昼間はおるごーる作ってますので

夜です。

ぎりぎり仕上げ。









コメント (2)
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