夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

2023-11-08 18:40:43 | つれづれ
愛はあちらこちらにあるもの

ここにあるもの

目には見えなくても

尊いもの

男女間の様々ななりわいや、親子や人とのつながりを愛と言う人もおられるが

それもまたそうなのですが

私が求めている愛はそれだけではなくて

古(いにしえ)からのお手紙のような

普遍で

世の中が無常であるからこそ

そこに在るもの

としての愛

そんなものが感じられたらと想っています

諸行無常
是正滅法
生滅滅已
寂滅為楽

ふわふわと

ふわふわと

定まらないのに確かにそこにあるもの



無常だからこそ

心も揺れるし泣きもする

時には心乱れたり喜びに打ち震えたりもしますし。

本当に本当に

人に生まれたからこそ想える事も多いですね


この時がとても大切。

鹿の声を宵に聴きながら

前向きに安らかに過ごしたいです。

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虹とお手紙

2023-11-08 18:22:34 | つれづれ
免許更新終えて帰宅したら

ポストに虹が入っていた。

虹の詩と共に

想いの虹が滲んでた。

ちょっと涙が出そうでした。


ああこの詩は

おるごーるにも通じているなあと感動し

そして

手紙の主の優しさに

心は虹色に染まる気持ちがしました。





遠くから

近くから

見守ってくださる皆さんのあたたかさ

私は何と言う幸せ者でしょうか。




大きな夢があります

その大きな夢が虹の橋に散りばめられて各地のいろんな皆さんの心に届くなら

ああ どれだけ幸せなことでしょう!

自分のできることを毎日毎日地味に続けていくことは

やがて宇宙の中の一つの星で

小さな花を咲かせる作家になれたら

そんなささやかなものですが

そのささやかさを

心の底から応援してくださる皆さんがあちらこちらにおられることを

私は心の強さにしています。

想うように進まない日もある。

突き当たるときもある。

苦しい時もさみしい時もありますね。

けれども私はそのたびに

いろんな皆さんからのお励ましを思い出します。

ああ

ああ

心のなかに輝いている虹の

その輝きを

いつかこの世界に広がる表現にして

様々な世界が創れたなら

ああどれほど素晴らしいことでしょうか。




日々そんな夢を見て工房の中にいます。

毎日毎日

工房の中にいて

心のなかに広がる宇宙を

いつか皆さんにお見せできる日が来ますようにと

そればかり願っています。





ありがとうございます。



はがきの中の詩は

愛の中には
花の優しさがあります
花の中には
愛への目覚めがあります
野原のひとすじの道を
歩いて行くとき
透明なあこがれの丘が
見えてきます
風の中に聞こえてくるもの
それは孤独な魂をいやす
宇宙からの胸にひびく
音楽の音色です
目をあければ
コスモスの群生が
ささやきながら
はるかな空へと
音もなく登っていくのです

各務 章・詩
荒木幸史・絵



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雑感

2023-11-08 07:28:04 | つれづれ
昨日は柿をたくさん頂きましたが

ブログのお友達の方から

冷凍保存できることを教えてもらい

こりゃいいなと。

大阪のお友達が

その冷凍した柿を解凍し焼けば

GABA3倍、シトルリン2倍になるらしいと言うことをまたまた教えてもらい

そのまんま食べるとビタミンC

たまに焼けばGABAとシトルリン。

まあすごーい。

冷たい柿は風邪対策。ビタミンCは果実の中で最強らしいです。

焼いた柿は血流改善、血管若返らせ、美肌効果も。(笑)

両刀使いで参りましょう

この大阪のお友達と岡山の方からも

柿の実を繰り出して

牛乳と一緒にミキサーに、かけると

ペクチンとカルシウムでプリンになるのだと言うことを教えてもらい

へー。知らなかった!

砂糖とかいらないものは全く要らない柿プリン。

ビックリ。

何にも知らない私。

福知山のお友達から

「八宝菜に入れてもいいんだよ」と。

おー。そんな使い方も。

あちこちから柿レシピを教えてもらい

こりゃ使い切れるなあと感動。



昨日の作業前にタロさんみっちゃん夫婦に

柿取ってと言ってもらい

柿の木からひとつひとつ柿の実を取る楽しさを知りました。

「摘果したらもっと大きいのできるけどね、何だか小さい柿を摘果するのかわいそうになってね」

みっちゃんがそう言われるのを聞いて胸がキュンキュンしました。

タロさんみっちゃんはうちの父と母と同い年。

帰ってから母に電話して

「今日はお薬もらいに行く日だよ」

と、念押し電話して。(笑)

父が生きていて母とこんなところでのんびり過ごさせてあげたら喜ぶだろうなあと考えたらちょっと涙が出てきました。

母は都会の人なのでなかなか田舎には来たがりません。

そりゃそうです。主治医の医院は5軒ほど隣。その横が薬局。

とにかく買い物もお医者様も近所、デイサービスセンターも近所で行く人達は顔なじみ。

人がたくさんいて賑やか。

生粋の京都人。

来たがりまへん。(笑)

でもまあ、たまには遊びに来てもらおう。

この地域の皆さんのお元気な姿を見るにつれそう想います。

ここに来てから感じるのは

死生観がやや変わりました

死ぬことさえ

自然な営みとして受け入れていかねばと。

自然なのだ。

周りにカニ達、いろんな虫たちの命の始まりや終わりを見たり

またいろんな生き物の生き死にも身近にある。

都会では全く見えないそれらの循環を目にするこの地。

めぐる自然。至然。

しかるべく。

そう、然るべきもの。

海を眺めていて

山からの栄養が海に流れ

豊かなわかめやアオサも育つ

山が健康でなければ海も健康にはなれないし。

見事な循環が美しさを産むのだなあと感じる。

山だけ、海だけ、の世界ではないのだ。

山派海派は喧々諤々でも

自然はそんな理屈など笑う。

あんたの好みなどどうでもいいって。(笑)

ただいろいろな営みがそこにあるということ

それだけのことなのだ。

音楽にしても然り

理論理屈は諸々あるけれど

最も大切なことは原始的な情動的な部分で

理屈はその後からぞろぞろついてくる。

人の理屈や原理原則論は対立を産むが

自然界の違いは別に対立や戦争を産まない気がします。

淘汰や摂理はあるけれど

理論理屈や大義とか、そんなものでは決して動かない気がするのです。

知恵というものは

なくても困りますけど

使い方によると諸刃の刃ですね。




ぼーっと景色を眺めていて

深く呼吸して

創作を始める。

鳥の声を聴き

風の音を聴き

山から木ノ実が落ちてきて工房の屋根を鳴らす。

掃除しても掃除しても落ち葉は風の道にたまる。

鹿たちの声

鷺の叫び

鳶の滑空しながら鳴く声。

耳は大変敏感になり五感が澄むような気がします。






コメント (2)
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