昨日は柿をたくさん頂きましたが
ブログのお友達の方から
冷凍保存できることを教えてもらい
こりゃいいなと。
大阪のお友達が
その冷凍した柿を解凍し焼けば
GABA3倍、シトルリン2倍になるらしいと言うことをまたまた教えてもらい
そのまんま食べるとビタミンC
たまに焼けばGABAとシトルリン。
まあすごーい。
冷たい柿は風邪対策。ビタミンCは果実の中で最強らしいです。
焼いた柿は血流改善、血管若返らせ、美肌効果も。(笑)
両刀使いで参りましょう
この大阪のお友達と岡山の方からも
柿の実を繰り出して
牛乳と一緒にミキサーに、かけると
ペクチンとカルシウムでプリンになるのだと言うことを教えてもらい
へー。知らなかった!
砂糖とかいらないものは全く要らない柿プリン。
ビックリ。
何にも知らない私。
福知山のお友達から
「八宝菜に入れてもいいんだよ」と。
おー。そんな使い方も。
あちこちから柿レシピを教えてもらい
こりゃ使い切れるなあと感動。
昨日の作業前にタロさんみっちゃん夫婦に
柿取ってと言ってもらい
柿の木からひとつひとつ柿の実を取る楽しさを知りました。
「摘果したらもっと大きいのできるけどね、何だか小さい柿を摘果するのかわいそうになってね」
みっちゃんがそう言われるのを聞いて胸がキュンキュンしました。
タロさんみっちゃんはうちの父と母と同い年。
帰ってから母に電話して
「今日はお薬もらいに行く日だよ」
と、念押し電話して。(笑)
父が生きていて母とこんなところでのんびり過ごさせてあげたら喜ぶだろうなあと考えたらちょっと涙が出てきました。
母は都会の人なのでなかなか田舎には来たがりません。
そりゃそうです。主治医の医院は5軒ほど隣。その横が薬局。
とにかく買い物もお医者様も近所、デイサービスセンターも近所で行く人達は顔なじみ。
人がたくさんいて賑やか。
生粋の京都人。
来たがりまへん。(笑)
でもまあ、たまには遊びに来てもらおう。
この地域の皆さんのお元気な姿を見るにつれそう想います。
ここに来てから感じるのは
死生観がやや変わりました
死ぬことさえ
自然な営みとして受け入れていかねばと。
自然なのだ。
周りにカニ達、いろんな虫たちの命の始まりや終わりを見たり
またいろんな生き物の生き死にも身近にある。
都会では全く見えないそれらの循環を目にするこの地。
めぐる自然。至然。
しかるべく。
そう、然るべきもの。
海を眺めていて
山からの栄養が海に流れ
豊かなわかめやアオサも育つ
山が健康でなければ海も健康にはなれないし。
見事な循環が美しさを産むのだなあと感じる。
山だけ、海だけ、の世界ではないのだ。
山派海派は喧々諤々でも
自然はそんな理屈など笑う。
あんたの好みなどどうでもいいって。(笑)
ただいろいろな営みがそこにあるということ
それだけのことなのだ。
音楽にしても然り
理論理屈は諸々あるけれど
最も大切なことは原始的な情動的な部分で
理屈はその後からぞろぞろついてくる。
人の理屈や原理原則論は対立を産むが
自然界の違いは別に対立や戦争を産まない気がします。
淘汰や摂理はあるけれど
理論理屈や大義とか、そんなものでは決して動かない気がするのです。
知恵というものは
なくても困りますけど
使い方によると諸刃の刃ですね。
ぼーっと景色を眺めていて
深く呼吸して
創作を始める。
鳥の声を聴き
風の音を聴き
山から木ノ実が落ちてきて工房の屋根を鳴らす。
掃除しても掃除しても落ち葉は風の道にたまる。
鹿たちの声
鷺の叫び
鳶の滑空しながら鳴く声。
耳は大変敏感になり五感が澄むような気がします。