空を見て
その人は想っていました。
いろんな事を挑戦できるようになったのは
人生やったかやらなかったか
その言葉を聞いてから。
自分自身が何を望み
どのようにしたいのか
おそらく初めて自分のことを軸にして考えるようになったから
自分の欠点や足りないところを自分の特徴なのだと捉え
劣等感を少しずつ追いやり
補い
そうして乗り越え
強みにもできるのだと言うことに遅まきながら気付いた
すると見える世界が変わり
深く息をして
広く遠くを見られ
酷い肩こりも楽になり
その人は小走りで走っていました。
自分の足で歩き
人からの評価とか気になっても
比べることもしなくなり
のびのびとできるようになりました
いっぺんに変わったわけではなく
古く汚れた心を少しずつ捨て去って
新しい世界を取り入れてきました。
いろんな人たちのおかげだなあとその人は想いました。
涙が出るほど。
喜びを表せるようになりました
欠点や弱点さえも
もちろん直さねばならないものもありますけれど
愛おしいものなのだなと思えるようになりました。
その人は
夢をつくる
その一点に人生のめあてを置いて
今笑顔で取り組んでいる。
いろんな苦しいことや悩めることは山積みですが
それを乗り越えるたび
本当に嬉しい気持ちになり
またいろんな人からの支援や励ましに本気で感謝し喜びの笑顔となり
またそれが明日への活力になります。
のびのびと
人の目を意識しないかと言えば嘘になる。
気にならないかと想えば嘘になる。
けれどもそれはもう
とても建設的なものになりました
その人は自分のできることを数えるようになりました。
自分のことを大切にしなければ
本気で人を大切にすることなど
できないのだなあって。
その人は今
ひとつひとつできることを喜びと捉え
一歩一歩歩んで行こうと
想っているのです。