夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

京都の桜と国見の桜

2024-04-01 20:51:29 | つれづれ
当たり前に見ていた京都の桜。

テレビで九条山とか結構コアな場所をしてる。(笑)

九条山というとなかなかいい場所とは思えぬ自分。

亡き人を立て続けに次々と送ったからだろうなあ。

山科界隈と言うと

子どもたちを連れてよく疎水公園に桜を見に行きました。

バギーに次男を乗せて長女と長男歩かせて。

結構な距離をテクテク。

見事な桜が疎水べりに広がる。

マイナーな場所ゆえ観光客はおられなかった。

長男が京阪電車が通るのをとても喜んだ。

蹴上のインクラインの桜が紹介されていた。

懐かしいけど、今は桜より人のほうが多いだろう。(笑)

人見だ。

南禅寺の水路閣とか。

まあ本当に当たり前に見ていた景色が

今は懐かしい。

蹴上から岡崎に抜ける道をよく歩きました。

岡崎辺りの桜も見事。

春は桜を愛で

秋は紅葉を愛でる

そんな当たり前の日々は今は遠い。



それでも

こちらの山は今山桜が咲き競い

何とも美しい。

こんな山桜咲き競う山は京都にはちょっとない。

菜の花から桜に連なる風景

野の花は本当に細やかに咲き誇る

山から海に向かう谷筋の集落の木々は芽吹き出し

カモメはそろそろ違う所に移動して行き

ツバメ飛び交い

ウグイスやコジュケイの声が響き

目覚めたカエルたちの声が響き

春になると抜け落ちる鹿の角が落ちている。

そろそろハナアブ達も飛んできた。

さーて

スズメバチ対策しなきゃ。

ヘビ対策もムカデ対策も。

忙しくなる。

お風呂入ろうとしたらヤモリがヨタヨタ起き出して来て

私を見てびっくりして、ジグザグに部屋の向こうに走って行きました。(笑)

ありゃ寝起きだな。寝ぼけてる。

カニ達はまだ出てきていません。

でてくる前に庭を綺麗にしたいです。


さてこれは2本植えたモッコウバラのひとつ。

繁ってますねえ。

なのにこの子には蕾が少ない。まだあまり蕾がない。

これ、白のほうかな?

白のモッコウバラは花が黄色より遅いのです。


こちらは葉っぱの繁りはそれほどじゃないですがたくさん蕾ができています。

こっちは多分黄色。

小さな苗がこんなになりましたが

来年は横にシュートを伸ばして3年計画で前のレンガのところに花を垂れさせたいと考えています。

うまく誘引できますかどうか!(笑)

塀の手前に誘引用の低い柵をまずは取り付け

そこにシュートの枝を留めながら横に這わせて行くつもりです。

それまでにアトリエの看板取り付けましょう。

看板の周りにも薔薇が咲いたら美しい。

本当はつるバラひとつ育てたいのですが

これはお出かけする私には無理です。

残念。



今日は帆船の細かい部分失敗してしまったのをやり直しながら注文の最終仕上げという二刀流でした。

待ったなしの大作の目白押し。

まだ誰にも見せてない作品達が次々と生まれます。

頭の中が熱を帯びたようになってますので

それでそれを冷ますように寝る前に絵を描くわけです。

でなきゃ眠れない。

それくらい今は交感神経が活発です。

鎮めて眠れるように絵を描く。

それでも寝たあとも夢ばかり見ています。

それくらい今は気が立ってます。




おはがきが届きました

あたたかいお手紙。

嬉しい。

ありがとうございます




さてしばらくはこの興奮状態のままつくることになります。

どうなりますことやら。






たんぽぽと春のカーニバルと

2024-04-01 03:49:00 | つれづれ
H代さんの所に

大きなたんぽぽが

たくさんたくさん咲いていた



わあ

春だなあ



たんぽぽの妖精さん

私に力をくださいな

私のこころに黄色くて柔らかな気を

たくさんたくさんくださいな



そんな事を思いながら

春のひざしのなかを

進んでゆく



眠る前の

僅かな時間の落書きはまた楽しい

私には絵の才能はやっぱりないなあとふと想う

芸術の片鱗もないぞ。(笑)

ただのお絵描き。

でも

眠る前のお絵描きは

私におるごーる作りの力をくれる。

眠ったら

広い廃校みたいな場所がアトリエになっていた

私は1人でぽつんとおるごーるを作っていた。

そしたら遠くでおーい\(^o^)/って声がして

窓を開けて庭に出たら山の方から2人の知らない人が来て

「犬の散歩を頼まれたよ」

へ?私は犬は飼ってない。

その時その人たちは言った

「人生は短いけれど、命を燃やせて良かったじゃないか。犬は色々いるけれど、散歩は任せてくれればいい。あんたはおるごーる作っていなさい」

犬がいるのか。

「犬は世話をする人に従順だ。あんたは世話を仕切らんのだから犬のことは気にするな。」

そう言われて

どんな犬なのだろう?って

気にはなったけれど

見て情が移るといけないと私はまた教室のひとつのアトリエで大きな作品を構成していた。

上の方は組んだ小さな足場みたいなのに乗って作品を作っていました

大きな作品だなあと想った。

テーマがあった。

カーニバル

って題名がついてた

カーニバルって昔作ったことあるけど

あれはカーニバルとしては小規模で

夢の中の作品は

春の喜びのカーニバルでした。

はあ。

そっか。

春の喜び溢れるカーニバルか。

こころはそちらに向けなさいということね。

犬の散歩をしている場合じゃないか。

どんな犬なのだろう?(笑)



ちょっと1人で知らない所で大きな作品に取り組んで

さみしくなった。

キョロキョロしたけど誰もいなかった。

さっきの人たちもいなくなり

私は大きな作りかけの作品に1人で向き合っていました。

起きてから

「春のカーニバルが始まった」

そうつぶやいてベッドの上に座りました。

まだ4時間しか眠っていないのに

こころはじんじんと

作品に向かってた。