夕方作品つくりしていたら
慌てて工房の後片付けした私でした。(笑)
表が何だか騒がしい
すると1人の男性が入ってこられました。
はじめまして!と。
800メートル先にいるものですと言われましたが
その方の同僚の女性方が
私のアトリエに是非来たいと言ってくださってるらしくて。
連絡先渡して
また電話してくださいと言いました。
その方をよく知ってる近所のみっちゃん達がうちの前で待ち構えていて
色々説明してくださるので
私は本当に語らずとも
周りの皆さんが熱く語ってくださいます。
ありがたいなあ。
みっちゃんなんか
お話しながら玄関横の庭の雑草抜きをしてくれてる。
腰を屈めるのがまだ無理だろうと。(笑)
ありがたい。
散髪屋さんの奥さんも自転車で登場されるわ
お向かいの方も来られるわ
なぜかうちの前は人が集まる所になります。
この地域には弘法大師ゆかりの「お接待」なる行事があるらしく
春にその登板のお宅で昔はお料理、今はお菓子でもてなされるとか。
よくわかんないのですけど
私が何にもない日ならお手伝いしますよと話してたら
中止になったらしい。
どこもかしこもらしいです。
コロナで3年なかった行事を復活させようとしても
やりたいのは年輩者
実際にしんどい段取りするのは若い方の皆さん
だから中止になるんだねぇと言われてました。
なかなか伝統的な行事を続けることは大変。
京都には地蔵盆があるよと言うと
「それなーに?」
説明したら
「やりたーい!」
興味津々。
でも地域には子供が見渡しても2人ほどしか見かけないしなあ。
地蔵盆は地域の子供たちを守る夏の行事。
昔親より先に亡くなった子どもたちが賽の河原で石を積むと言う地獄に落ちて鬼たちがいるような所を
お地蔵様がそんな子供たちを助けてくださると言う事から
町内ごとにあるお地蔵様を年に一度きれいにお化粧してお飾りし
お供物供えて、
テント張ってゴザを敷き
子どもたちが輪になって大きな数珠を回したりしてお参りし
その地蔵盆の二日間はそこで遊んだりくじ引きやビンゴやいろんな出し物を町内の、大人たちが担当して子供たちを楽しませます。
おやつやジュースの時間
こども向きの紙芝居したりミニ映画上映会したり
フラダンスショーしたり
盆踊り大会したり小さな花火大会したり。
夏休みの思い出になります。
私の子供の頃は
当番の家の2階から
くじ引きしたらその当たったおもちゃのカゴが紐でロープウェイみたいに降りてくる、みたいなのもありました。
ワクワクしたものです。
その期間は大人たちも楽しそうでしたから。
テントの下では子どもたちがボードゲームしたり
その横でおじいちゃん達が床几に座りながら将棋さしたり。
地域のみんながワイワイガヤガヤ。
本当に楽しい思い出です。
今は夏場40℃くらいになる京都市内。
なかなか過酷なのでこの行事も、危ういです。
お接待は私は知らないけど
これは弘法大師さんの行事と言われるので
どんなかなあ?と、想いました。
みっちゃんは胸を張って色々説明してくれて。(笑)
行事がなくなるって本当にさみしいねえ。と、口々に言われて解散。
夕暮れのひとときでした。
あ、ちなみに93歳のタロさんは今日の大会
100人以上参加された中の8位だそうです。カッコいい!
さすが!と言うとみっちゃん嬉しそう。
みっちゃんの自慢のダーリンですから。(笑)
慌てて工房の後片付けした私でした。(笑)