イムジン河

　「バッチギ！」という映画では、川の映像が効果的に使われている。それは京の街の中の在日とそうでないものとの分断線。音楽と政治的主張との関係についてはさまざまな見解がある。政治的な課題を歌と結びつけることに抵抗を持つ人もいる。
　しかし、私の故郷の民謡に「葉っこ沈んで、石っこながれる」という一節がある。世情の理不尽さを表現したもの。生活のなかから生まれる詩もあるだろう。

　数日前、２つの在日団体、民団と朝鮮総連が共同声明を発表した。イムジン河を口ずさみたくなる出来事。
　外国人参政権運動の前進を願う。


イムジン河　imuzin　ザ・フォーク・クルセダーズ(YouTube)

春は足早に駆け抜ける

　PCの故障は、ネット三昧の日々から私を隔離した。北海道の春は遅く、そして短い、あっという間に初夏になり、あっという間に秋が訪れるのだ。
　PCから離れたことによって生じた時間をどう過ごそうか、そんな空白の感覚もなくなり、それなりに生活ができている。
　家の界隈を見渡せば、さまざまな草花が芽吹き、日々めまぐるしいほどに変化している。デジカメでいろんな写真を撮ってみたり。

　もうしばらくすると、PCが届く。春の過ぎ去った後になりそうだが。