HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Steve Hackett 『Bay of Kings』

2007年09月30日 | フュージョン
 9月も終わり。娘はテスト前で、久しぶりに家族全員がそろった日曜日。
風が気持ちよいせいか、久しぶりに部屋の掃除をする気になった。
 家のものがこことばかりに「カセットテープ捨てよう」云々などいってくる。レコード音源のほかCD音源も持っているものは捨ててもいいのではというのだ。こればかりは、人格の違う人間どうしだからどうしようもない。なんとなくその話題をかわし、ラベルの無いカセットテープの整理を。

 この「Bay of Kings」というアルバムは、クラッシックギター作品。17歳のときにレンタルで取り寄せてもらってテープに録音したものを持っている。しかし、今日の今日までラベルはなし。ネット検索で情報入手。

 テープを流しながら、ラベルを書いていると娘が、「今度このテープをかして」といってきた。

STEVE HACKETT - Horizons
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ブリーフ&トランクス 『石焼きイモ』

2007年09月25日 | JPOP
 「青のり」や「さなだ虫」などコミカルな歌で、知る人ぞ知るブリーフ&トランクス
 ちょっとセンチメンタルで、身近な心象風景が描かれている「石焼イモ」。
 いつの間にか秋。今日は中秋の名月。

石焼イモ(Youtube)
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吉田拓郎 『人生を語らず』

2007年09月16日 | ロック
 「正しい」フォーク音楽の時代に、悪っぽい雰囲気で彼は活躍したらしい(というのは、その時代を私が原体験していないためだ)。
 安倍首相の辞任の知らせは、政治的には当然の出来事だったが、彼の体と心が衰弱した様子を知りながらも、なおも彼への「人格攻撃」をする風潮は、本当に現代らしい。
 感受性の鈍った人々の手加減を知らない「言葉の暴力」。

 吉田拓郎の歌詞は、時として攻撃的だ。あるときは突き放し、絶望的にすらさせる。けれど、「がんばれ」を連呼する応援ソングや、目の前の壁に落書きして満足するような安っぽいパンクバンドの歌詞よりも力を感じるのは、私だけだろうか。

 まだ「人生を語らず」。


アルバム『THE BEST PENNY LANE』


「人生を語らず」
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Keith Jarrett  『ラ・スカラ』

2007年09月08日 | ジャズ
 先日購入したアルバム-カーネギーホールでの音が気になって、ちょっと前に買って2-3度聴いてしまっていた「ラ・スカラ」というソロ・コンサートを聴いている。スカラ座という有名なホールでの即興演奏。
 彼のファンには怒られるかもしれないけれど、聴いたのは車の中で運転しているとき以来(というより、静かにじっくりと聴いてないのだ)なので、かなり新鮮な感じで演奏を聴いたわけだ。

 このコンサートは、カーネギーの10年ほど前の演奏。45分ほどの1曲目にやられた。。。この演奏を聞き逃していたとは。ホールの性質もあるのか、暖かい確かな音。荘厳になり過ぎない適度なセンチメンタルさと素朴さ、彼自身の人生経験を踏まえた後半の哲学的な展開。迷いも無駄も無い(時に、彼の演奏は冗長な場合があると感じるから)。

 最後の「オーバー・ザ・レインボー」に気をとられていたけれど、このアルバムはお薦めである。

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