HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

今日は一日“みんなのうた”三昧(ざんまい) By NHK-FM

2007年12月31日 | 邦楽一般
 FMラジオを流しながら、年の瀬を迎えるのは毎年の恒例になりつつある。テレビのように、体を拘束されることなく作業しながら、気分転換もできるから自然とそうなったのかもしれない。
 もともと、私「たち」の世代は、FMの電波状況が劇的に改善された時代の世代で「エアチェック」という今では使われない言葉を操る世代でもあろう(FM電波音源の改善は著作権の関係か、音楽1曲を「フルで放送する」ことは、80年代後半にはまれになった。楽曲が長時間化したこともあるだろうか)。

 さて、31日お昼から聴いているNHK-FM「今日は一日“みんなのうた”三昧(ざんまい)」、なかなかの企画である。全曲、フルで放送してくれる。しかも、リアルタイムでリクエスト受付、である。「みんなのうた」は私自身の勝手な感覚では、「良質な音楽」「実験的な音楽」を提供してくれる存在だ。「おしりかじり虫」を作曲した人が、例えとして、大手音楽配信会社などに持ち込んでも「商品化」はしないだろう。

 時系列で、進んでゆく番組は年代ごとにサウンドをオンエアーしてゆく。その時代時代で気軽に聞き流していた「みんなのうた」というBGMにあわせて、埋もれていた記憶がよみがえる。
 エアーチェックしたい気もするが、またの機会がめぐってくることを願いつつ、「聞き流して」ゆく。

 これからも続いてほしい番組だ。
 
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JASRAC

2007年12月31日 | Weblog
 著作権管理団体JASRACのwebサービスが、年末年始休業だそうで。レビューブログの他に、下手な演奏のネット公開もやっている。自身のかかわる場合については、メディアの著作権の許諾等の取り扱いにはちょっと気をつかっている(Youtubeへのリンクはグレーだが)。
 許諾申請関係には、作品コードが必要で、JASRACではこのようなサービスを行っている。

 J-WID

 歌詞のブログへの転載も許諾が必要なので、実際のところ、そうホイホイとサービスを停止してしまうと、困る人も多いと思う。

 音楽は「商品」なので、仕方ない。
 サービス開始時には、休暇が終わっちゃいます。。。。。
 
 
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中島みゆき 『一期一会』

2007年12月25日 | JPOP
 コップの内側に存在する限り、コップの外観を知ることができないように、ひとつの時代を生きるのに懸命なものにとって、その時代の意味を、自身の存在位置を捉えることは、それほど簡単なことではない。
 さまざまな人との出会いも、別れも、その意味を知ることは、その瞬間には理解できず、過ぎ去り時間の中でその意味を実感することも少なくない。

 一期一会、ということを意識してすごすことは稀有で、さりげない出会いと、別れを通りすごしてすごしてゆく。
 それが、かけがえのない出会いで、別れであったとしても、その意味を知ることは、過ぎ差知り時の中。

 忘年会の二次会で、誰かが歌った曲。そして、それを聞いていた誰かが泣いていた。年を重ねた人々にとって、つきささる歌詞。
 もうあえないかけがえのない人々を思いながら、今出会っている人を思う。
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筒井康隆 『ジャズ大名』

2007年12月13日 | Weblog
 「ええじゃないか♪ええじゃないか♪」
 ええじゃないか「騒動」は、幕末の民衆運動ともいわれている。かなりデフォルメされた印象ではあるが今から20年ほど前に「ジャズ大名」という筒井康隆原作の映画で、そのナンセンス振りを堪能したのだった。

 かっこうをつけて「民間の良さを」だのいわれるが、民間企業の腐敗ぶり。もうけている奴ほどえげつないのはなぜだ。
 この10年間で、良心的な企業家は激減してしまったのだろうか、腐敗や不正を許さない「サラリーマン」は放逐されたのか。
 上場企業では史上最高のボーナス額を更新したという。
 かたやワーキングプア放置。

 不条理とはこのこと。

 「ええじゃないか♪」
 「ええじゃないか♪」
 「ええじゃないか♪」(ソレ)

 国の長だって、公約守らんたって、ええじゃないか♪

 自衛隊の情報流出と、年金問題のことで、年末のカラオケソングは、
 「ええじゃないか♪」に決定。

 あー、ストライキしたい!! 
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演歌な年頃

2007年12月12日 | Weblog
 かつてのロック少年仲間に20数年ぶりに会ったときに、「演歌もいいもんだなっておもうようになったえね」といわれたことがある。
 骨の髄から、演歌を嫌っていた10代。それから、数十年たって中年になってもなお、演歌は不得手なジャンルだ。ただ、年相応に研ぎ澄まされていて(?)、女性陣では石川さゆりと金沢明子、坂本冬美、男性陣では鳥羽一郎、細川たかし、北島三郎は受け入れられるようになった。太棹の三味線の音が合う楽曲はOKなのだろう。
 しかるに、フォークギター片手に「演歌」を歌われると首を傾げたくなる。
 せめて、ガットギターだろう、と。

 忘年会の季節。少なくとも私がアルバイトしていた20代の頃、40代の先輩はよく演歌を歌っていた。さて、私はこの冬、何を歌うか。。。
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