HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

最終楽章

2008年03月29日 | ロック
 最終楽章だけの組曲はないのだろう。
 始まりは、終わりを用意し、
 終わることで、始まる。

 レッド・ツェッペリンの「CODA」はラストアルバムではなく、ドラマーの急逝のよって製作された、それまでの音源の公開版。
 終わりを予想しなかった最後のアルバムは「In Through the Out Door」。

 
Led Zeppelin-All My Love LIVE (bootleg)(Youtube)



 
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混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」より『大地讃頌』

2008年03月28日 | 邦楽一般
 「大地讃頌」。久しぶりにこの曲を聴いた。何年ぶりだろうか。
 合唱曲として歌いつがれているこの曲は、「土の歌」という組曲の一部、第7楽章(最終楽章)なのだそうだ。
 本州から、北海道にきてこの曲を初めて知ったのは十数年前のこと。私が中学生の頃、卒業式に歌った「一粒の種」(作者不詳)という合唱曲に共通するものがあった。農村部に育った私には、大地というものは、まさに母であり、畑を耕すことは未来の象徴であったからだ。
 「土の歌」は、平和を願い、人間の可能性を信じようとするメッセージに貫かれている(うたごえサークル「おけら」HP)。

 その昔、「芸術の民衆の中へ」という文化運動があった。音楽は決して、遠い存在ではなく、生活の中に、日常の中に、というメッセージだ。映画「ここに泉あり」の題材となった高崎市民オーケストラの活動もそのひとつだろう。また、映画「俺たちの交響曲」のモデルとなった川崎市の若者たちの運動もあった。

 日常の生活の中に、労働の中に「音楽」があり、それは人に支えられ、人を支えているのだと、しみじみ思った。


 
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Neil Young 『Let's Impeach The President』

2008年03月08日 | ロック
ありとあらゆるメディア媒体で「真実」を創造。
さもなくば、中立を装ったagnosticismが、
この世界を覆う。
そして歴史の捏造が容易になる。

告発する。

Let's Impeach the President - Neil Young
(Youtube)
アルバム「Living with War」収録
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(番外編) Nikon EMのメンテナンス

2008年03月04日 | Weblog
 近頃、音楽を余裕を持って聴く間もなく時間が過ぎてゆく。年度末はいつもこうだ。曜日感覚もなくなり、気がつけば昼食をとることさえできないことが度々ある。このような生活は、心身を疲弊させるのでよろしくない。
 4日ほど前に、先輩の同僚が「初任の頃買ったカメラなんだけれど、直るかな」とカメラを持ってきた。Nikon EMというかわいいカメラだ。電気系統かな、ということで電池交換。メーターの針のぶれが不安定だったので、マウントをはずして、
絞り連動の電気接点部分をクリーニング。
 以外と簡単に直ってしまった。

 その間、別な同僚が、Nikon一眼デジカメに、MF50mmレンズを装着している。「我が輩のCanonも、昔のユーザーを大事にしてほしいものだ」と思ってしまった。まあ、それ以前にCanonの従業員・派遣労働者が大事にされていないので、いまのあのメーカーに投資する気にもならない訳だが。

 スローシャッターで「カシャコーン」という縦走りシャッター特有の音を聞きながら、このレンズを通してとった風景を思った。

 「こんなカメラもって歩いたらおかしいと思われるかな」という同僚。

 直った方がよかったのか、悪かったのか^^;
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